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「孤独です」“ラブホ密会”小川市長、1回20人限定「市民対話会」で参加者に応答…終了後は厳戒態勢で逃走

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記事投稿日:2025.10.17 18:00 最終更新日:2025.10.17 21:27
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「孤独です」“ラブホ密会”小川市長、1回20人限定「市民対話会」で参加者に応答…終了後は厳戒態勢で逃走

群馬県前橋市の小川晶市長(写真・梅基展央)

 

 既婚者の部下職員との“ラブホ密会”が問題になっている、前橋市の小川晶市長。発覚から数週間が経過したが、いまだ解決の兆しは見えてこない──。

 

「9月24日に『NEWSポストセブン』が報じた記事によると、2025年の7月から9月にかけて、小川市長が既婚者の部下職員とラブホテルを複数回、利用していたとのことです。市長は取材に対して『ホテルに行ったことは間違いない』と認めたものの、『男女の関係はいっさいない』と強調しています」(スポーツ紙記者)

 

 依然として進退については明らかにしていない小川市長だが、10月13日、突如「市民対話会」なる私的な市民集会を開いた。

 

「この集会の告知画像では、『一連の騒動について市長に直接聞いてみよう!』と謳っていることから、一見“釈明会見”だと思う人も多いと思いますが実際には違います。この会は、小川市長の『市民の声を聴いて進退を判断したい』という意向を叶えるべく、支援者や“小川派”の市議らが中心となって開催されたものでした。対話会は10時から始まり、1回50分の集会が全6回おこなわれました。1回の定員は20人に限られ、合計120人ほどが参加しました。

 

 参加者は、まず顔写真付きの身分証を提示しなければいけません。名前、住所、職業、電話番号まで事細かに記入しなければならず、そもそも“反対派”が参加しにくいようになっていました」(市政関係者)

 

 当日朝、会場が前橋市の福祉会館から市内のホテルに急遽変更になるというトラブルもあったものの、小川市長は1人車で来場すると、報道陣に一瞥もくれず従業員出入り口に滑り込んだ。

 

 集会では、まず小川市長が10分ほど経過説明し、その後参加者が1人1分ほど市長に対しての質問や自分の意見を述べたという。実際に集会に参加した前橋市民らに話を聞いた。

 

「小川さんに直接会って聞きたいし、一人暮らしの女の気持ちを聞きたかった。一人で大変だろうなって。今日は応援です」

 

「あの年で独身でひとり家に帰ったら寂しいでしょう。今日は淡々と自分の意見を伝えました。感謝ですよ。会いたかったし、直接声をかけたかった」

 

「男女の関係はどうでもいい。それより市政が滞っていること、市民の期待を裏切っていること、そこに対して彼女がどう思っているのか。腹をどれだけ括れるのかの問題だと思っていた」

 

 と、同情の声が上がった一方で、

 

「首長たるもの人前で涙を流したらダメじゃないですか、と述べたら『すみません、そういう性格なので』と言っていた。市長は孤独だよねって言ったら、『そうです、孤独です』と。『相談する人がいなかったので、判断を誤ったのかもしれない』と言っていた」

 

「期待してきましたが、今日は支援者の集まりだったようで正直がっかりしました」

 

「市長は『報道後10日間ぐらいは食事もとれなかった』といっていましたが、元気そうでした」

 

 と、否定的な意見を明かした参加者もいた。

 

 これらの批判に対し、小川市長は反省の弁を述べつつ、「出直し市長選をやるぐらいなら続投します」という趣旨の言葉も飛び出したという。

 

 集会が終わると、報道陣を寄せ付けないように主催者らが小川市長を囲み、厳戒態勢のなか車に乗り込み会場を後にした。

 

 10月17日、自身の給与を5割減額したうえで続投を表明した小川市長。それに対し、前橋市民は驚きを隠せない。

 

「この段階で続投を表明することには、さすがに驚きました。やましいところがなければ、給与カットも必要ないはず。市民の多くは全く納得していないと思いますよ」(別の市政関係者)

 

 この意向に対して市民はどう思うのか──。

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