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「媚びと過剰適応でのし上がってきた」東ちづるの投稿が物議…「頑張っているすべての女性に失礼」SNSで集まる猛批判

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記事投稿日:2025.10.30 18:20 最終更新日:2025.10.30 18:20
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「媚びと過剰適応でのし上がってきた」東ちづるの投稿が物議…「頑張っているすべての女性に失礼」SNSで集まる猛批判

東ちづる

 

《女性だからこそ、その業界では特に、媚びと過剰適応でのし上がってきたと想像できる。大変だっただろう。が、現立場上は対外的にも堂々と振る舞ったほうが益になったはず。残念》

 

 10月29日、女優東ちづるが自身のXにこのような意見をポストしたところ、反論のリプライが殺到し、物議を醸す事態となっている。

 

「東さんは、『媚びと過剰適応でのし上がってきた』のが誰かは言及していません。しかし、Xのユーザーからは、28日に米国のトランプ大統領と初の日米首脳会談に臨んだ高市早苗首相を念頭に置いたポストだと思われているようです。

 

 というのも、27日に《武力で国を守ることが強い国だと思い込まされ、国民の個が蔑ろにされていく現実に目を瞑る。それが愛国心だと洗脳され平和を奪われた戦前・戦中》、28日に《“核を保有すれば強い国”って考え方、逆に、それこそ頭の中お花畑じゃないかしら。日本が核兵器を保有するって、そんな安易なことじゃないので》などと政治的な私見を連投。

 

 また、29日のポストの直前には、トランプ大統領と高市首相の米軍基地での動画をリポストするなどしていたからです」(政治担当記者)

 

 高市首相は28日、大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」で、トランプ大統領と同乗して横須賀の米軍基地に移動。機内で撮影した笑顔のツーショット写真を自身のXにポストした。

 

 さらにトランプ大統領が横須賀で米兵に演説した際、「この女性は勝者だ」と紹介された高市首相は小躍りして喜び、右手を突き上げ、親指を立てるサムズアップと “大はしゃぎ”。

 

 トランプ大統領と腕を組んで歩く写真が大統領のInstagramで公開されるなど、歴代首相にはない「親しさ」が強調された報道が目立っている。

 

 東の投稿は、こうした一連の報道がベースにあったと推測されるが、寄せられたリプライを見ると、

 

《女性が頑張ってのし上がると必ず「女を使った」とか「媚びた」とか妬む女性が多く出てきますよね》

 

《頑張っているすべての女性に失礼》

 

 など、批判的な意見が殺到している。とくに多いのが、「女の敵は女」といった声だ。

 

「東さんのポストが、どんな真意で誰に向けて投稿したのかはわかりません。ですが、Xでは、高市首相について語ったものだという前提で、女性の社会進出を阻んできた『ガラスの天井』論争が再燃しているようです。

 

 ジャンダー平等は、国連のSDGsで掲げられている大目標の1つですが、世界経済フォーラムが6月に公表した『日本のジェンダー・ギャップ指数』は148カ国中118位と低いまま。ところが、高市さんがトップになったことで、日本でも女性の活躍が進みそうな気配を見せ始めました。

 

 ですから、高市首相の就任に際し、朝日新聞も毎日新聞も読売新聞も、いずれも『ガラスの天井を破った』と報じたのです。

 

 こうしたなか、東さんが《媚びと過剰適応でのし上がってきた》と批判したことで、『女の敵は女』という議論が沸き起こってしまったのでしょう」(前出・政治担当記者)

 

 実際、Xには

 

《女性の地位が向上しなければガラスの天井が叫ばれ、向上すれば媚びと過剰反応での仕上がったといわれる。残念。》

 

 といった声もある。本誌は、東に見解を求めているが、いまのところ得られていない(返答があり次第追記する)。いずれにせよ、今回のコメントが「新たな分断」を招かないことを願いたい。

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