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「今言うと怒られる」田久保前市長、市長選“出直し出馬”の胸中激白…“田久保派”のなかでも「別の人を応援」表明する人も

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記事投稿日:2025.11.09 14:00 最終更新日:2025.11.09 14:20
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「今言うと怒られる」田久保前市長、市長選“出直し出馬”の胸中激白…“田久保派”のなかでも「別の人を応援」表明する人も

静岡県伊東市の田久保真紀前市長

 

「一生懸命頑張りやりきった。たくさんの期待をかけてもらっていたのに申し訳なかった」

 

 市長の学歴詐称問題で混乱が続くなか、10月31日、臨時召集された市議会であらためて不信任決議案が可決。これによって、伊東市長の座を失った田久保眞紀氏は、報道陣の取材に冒頭のように涙ながらに謝罪の弁を述べた。

 

 市長の失職を受け、伊東市選挙管理委員会は、12月14日投開票で市長選をおこなうことを発表した。次なる市長選は、早くもデッドヒートが予想されている。

 

「5月の市長選で田久保さんに敗れた小野達也元市長や、前々回の市長選に立候補したスポーツトレーナーの石島明美氏らが出馬の意向を固めています。加えて、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏も出馬の意向を示しています。気になるのはやはり田久保さんの動向です。支援者である“田久保派”のなかでも『もう疲れたので別の人を応援します』と漏らす人もいますから、田久保さんが出馬しても厳しい戦いになることが予想されます」(伊東市議)

 

 田久保氏は“出直し出馬”を考えているのか。11月7日、本人を直撃するとその胸中を明かしてくれた。

 

「今の段階ではまだ(出馬するかどうか)決めていません。近々態度を明らかにします。今は(立候補を表明した)皆さんの政策を見ているところです。今言っちゃうと、後援会などに怒られるので、調整しているところです。私は小野元市長が進めていた新図書館建設計画の入札手続きを止めたのに、私が失職した途端、また建設の動きが復活しているのは問題です」

 

 前出の市議は、現在の市の情勢についてこう話す。

 

「田久保さん本人は、後援会などの組織がまとまれば出たいという意向はあるでしょう。小野元市長の市政に戻さないために『やっぱり田久保さんじゃないといけない』という声はあります。ただ、今回は候補者が乱立しそうで、票が割れることを望んでいるのは自民党が推す小野元市長陣営。田久保さんで候補者が一本化できれば、再選する可能性はないとは言えません」

 

“市政からの卒業”は、まだ先か!?

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