
「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(写真・梅基展央)
11月9日、「NHKから国民を守る党(NHK党)」党首の立花孝志容疑者が、2025年1月に亡くなった兵庫県の竹内英明元県議に関する虚偽情報を発信したとして、名誉棄損の疑いで兵庫県警に逮捕された。竹内氏の妻が立花容疑者を刑事告訴し、県警に受理されたのは6月のこと。5カ月経過した後の逮捕となった。
10日におこなわれた立花容疑者の送検の際には、兵庫県警に70人以上の報道陣が集まった。
「警察車両に乗った立花容疑者は、報道陣に気づくと、満面の笑みを見せ、親指を立てていました。注目が集まったことがうれしかったのでしょうか。驚きました」(現地記者)
立花容疑者の身柄が抑えられたのは、9日未明のこと。NHK党の関係者は次のように話す。
「立花党首は毎週末、大阪・ミナミのバーでホストとしてアルバイトをしています。そのバーに支援者が訪れ、親交を深めるそうです。立花党首はお酒を飲みますが、飲めないときにはいつもミルクティーを飲んでいます。
逮捕された日は、夜中までバーにいて、帰宅してすぐ逮捕されたそうです。身柄が拘束されたのは、自宅の駐車場だとか。警察は立花党首の行動確認をおこなっていたようで、逮捕のタイミングをはかっていたのでしょう」
じつは、立花容疑者は逮捕時、ひとりではなかったという。「逮捕時に“彼女”もいたんですよ」と、明かすのは、立花容疑者とともに働くバーのスタッフのひとり、Oさんだ。
「3カ月前、立花さんが『彼女ができたよ』と言って、お店に連れてきたんです。30代か40代くらいの女性で、背が高く、はきはき話す聡明な方です。彼女のほうから立花さんにSNSで連絡したのがきっかけで、以降、つき合うことになったようです。
立花さんは、その彼女と一緒によくお店に来ていましたが、彼女はいつも立花さんを車で自宅に送っていたので、お店ではお酒は飲んでいませんでした。逮捕当日も、彼女が車を運転して2人で立花さんの自宅に帰っていきました。立花さんを見送って数時間後、逮捕の一報を聞いたときは、本当に驚きました」
今回の逮捕について、兵庫県警は「逃亡の恐れがあった」ことを理由のひとつにあげている。立花容疑者は11月初旬、ドバイに渡航しており、警察が逮捕を急いだ可能性もあった。
「ドバイには、彼女も一緒に行っていました。彼女のSNSにもドバイで撮った動画がアップされていましたが、現在は削除されています。警察はドバイに行ったことで、逃亡の危険性があると思ったのでしょうが、彼女にはお子さんもいるし、立花さんにはペットの犬もいます。なので、ドバイに逃亡するなんて考えられませんけどね」(Oさん)
本誌は、彼女とされる人物に詳細を聞くべく電話をかけたが、応答はなかった。
今回の立花容疑者逮捕に、彼女はどんな思いでいるのだろう。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







