
2025年11月27日、前橋市役所に最後の登庁する小川晶氏。報道陣に対して晴れやかな笑顔を見せた(写真・梅基展央)
「涙を流した後は、今まで見せたことのないような笑顔でした」(報道関係者)
11月27日、前橋市議会の全会一致の可決を経て、退職届が受理された小川晶前橋市長。議会後の記者会見では、「気持ちの整理がついたからかもしれません。(出直し市長選)出馬は個人の権利だと思う。いろいろな方の意見を聞いて考えたい」と、吹っ切れた表情を見せた。
「9月24日に『NEWSポストセブン』が報じた記事によると、2025年7月から9月にかけて、小川市長が既婚者の部下職員とラブホテルを複数回、利用していたとのこと。市長は取材に対して『ホテルに行ったことは間違いない』と認めたものの、『男女の関係はいっさいない』と強調してきました」(スポーツ紙記者)
同日の退庁時に花束を受け取ると、職員たちの前で思わず涙を流した小川氏だが、「出直し市長選に出馬の意欲満々です」と明かすのは、ある市政関係者だ。
「小川氏は、選挙に向け事務所をすでに用意したと聞きました。辞職で、“禊”を済ませたということなのでしょう。
もともと27日は、市議会の7つの会派が、小川氏に対して不信任決議案を提出する予定でした。ところが、小川氏は、25日に退職届を自ら提出しました。静岡県伊東市の田久保真紀前市長のように不信任決議案が可決されると、印象が悪くなると思ったんでしょう。『田久保さんと同じ轍は踏まない』ということでしょうね。市内にはいまだに支援者が多くいるので、出直し市長選に出馬しても勝算があると踏んでいるようです」
一方で、出馬の意向を固めたとみられるのが、元前橋市長の山本龍氏だ。山本氏は、“保守王国”とされる自民党優勢の前橋市で、3期12年もの間市長をつとめた。
「山本氏は、これまで『もう市長選には出ない』と言っていましたが、現在の市政の混乱ぶりを見て気持ちが変わったようです。
ただ、問題は2つに分かれている自民党の勢力を一本化できるかでしょう。それぞれが候補者を擁立したら、前回の市長選と同じように票が分かれ、小川氏が再選する可能性もある。早く山本氏で一本化できたら、勝算はあるでしょう」(別の市政関係者)
市の選挙管理委員会によると、市長選の日程は、来年1月5日告示、12日投開票の予定。“空っ風模様”の市長選で、小川氏が流すのは、嬉し涙か悔し涙か──。
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