
高市早苗首相(写真・JMPA)
報道各社がおこなった、11月の世論調査結果が相次いで発表された。
際立つのは高市早苗内閣の支持率の高さだ。産経新聞とFNNの合同調査、日本経済新聞とテレビ東京の合同調査での支持率がともに75%、読売新聞社は72%、共同通信と朝日新聞も60%台の高い水準だった。
「特徴としては各社とも、20代、30代の若年層の支持率が高いですね。経済政策への期待はもちろんですが、『日本で初めての女性首相』『歯切れの良さ』『関西のおばちゃんの親しみやすさ』などが支持の背景にあるようです」(政治記者)
“高市フィーバー”ともいえる状況のなか、高市首相の写真が掲載された自民党の2026年(令和8年)カレンダーの注目度が自民党員だけでなく、一般有権者の間でも高まり、「入手が困難になっている」とSNS上で噂になっている。
カレンダーは12カ月の暦が一枚に刷られていて、10月におこなわれた自民党総裁選の時と思われる高市総裁の写真が掲載されている。販売価格は1枚50円。自民党本部のサービスセンターのみで購入できるが、「党費を払っている自民党員であれば、議員の事務所などで無料でもらえる」(自民党衆院議員秘書)という。
カレンダー作りを担当した鈴木貴子広報本部長は、12月1日公開のYouTube番組「選挙ドットコムちゃんねる」で《毎年、カレンダーは制作していますが、憲政史上初の女性の総理総裁(誕生で)、石破前総裁のときのカレンダーとスタイルは変わっていないですけど、高市総裁というカリスマ的なヒーローが誕生したことで前回より写真は大きめに、フォント(字体)も筆記体調にして、タフな感じだけではなく、しなやかさと優しさを散りばめてみました》と、「思い入れ」と「工夫」を打ち明けている。
実際のところ、カレンダーは入手困難なのだろうか。自民党本部に聞くと「在庫はあり、販売も継続しております」とのことだった。
“高市カレンダー”が使われる2026年も、フィーバーは続くだろうか。
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