「サナエバッグ」は9カ月待ち！女性政治家の「愛用カバン」片山財務相は50万円、稲田朋美氏は3500円、政界きってのおしゃれ番長は35万円

 

「現時点で、来年9月までの生産分をご予約いただいております」と嬉しい悲鳴を上げているのは、高市早苗首相が愛用する “サナエバッグ” を製造する濱野皮革工藝の担当者。このバッグを高市首相は10年以上使い続けているという。

 

「約30年前から人気ナンバーワンのバッグですが、現在20代の若い世代からのご注文がとくに増え、海外からのご注文も増えております」（同前）

 

　高市首相の服装、持ち物をまねする「サナ活」で注目を浴びたバッグ。本誌は、ほかの女性議員はどんなバッグを使っているのか、テレビやファッション誌で活躍する人気女性スタイリストとともにチェックした。すると、数十万円のハイブランド愛用者から数百円の庶民派、見た目より実用性重視派などさまざま。

 

「思ったより驚くコーディネートの方が多かったです（笑）。

 

　高市首相のバッグは、皇室御用達ブランドで機能性も重視されたセレクトはさすがです。洋服とバッグのトータルコーディネートが素敵だったのは、トレンドを押さえた今井絵理子さんとスカーフ使いがおしゃれな松川るいさんですね」（スタイリスト）

 

　鞄は体を表わす!?

 

■自民・高市早苗首相（64）／10年以上愛用の逸品

 

【濱野皮革工藝・136,400円】
「話題の黒いバッグは、歴史ある濱野皮革工藝さんの『グレース　ディライト　トートバッグ』で、機能性に優れています。信頼、冷静、清楚感をイメージさせてくれるブルーのジャケットを選んでいるのは、高市首相のお気持ちの表われかと」（スタイリスト、以下同）

 

■自民・今井絵理子参院議員（42）／おしゃれで子供支援

 

【DeMellier・120,100円】
「英国ブランドの『The Hudson』というバッグで、上質なイタリアのレザーを使用しています。バッグが1点購入されるごとに、子供たちの命を救うワクチン支援をおこなっているそう。今井さんらしいチョイスです」

 

■自民・片山さつき財務相（66）／バッグも積極財政派

 

【Louis Vuitton・503,800円】
　ヴィトンの「オンザゴーシリーズ」は万能バッグとして、男女問わず人気の定番モデル。ほかにエルメスの「ピコタン」も所持。「ハイブランドの中でも高級なものがお好みのようです。片山さんの人生観が表われている気がします」

 

■自民・稲田朋美衆院議員（66）／ “地盤” を大切に

 

【山中塗り・3,500円】
「石川県山中温泉の『山中塗りバッグ』だと思われます。地元の福井に近いので、地元支援で使われていたら素敵です。ただ、国会にかごバッグは不似合いなのと色が濃すぎるのでプライベートで使ったほうが◎です」

 

■自民・小野田紀美経安相（43）／実用性を重視

 

【FURLA・71,500円】
「フルラはイタリアのブランドで、バッグは『ジルダ』。サイドのジッパーで容量が調整できるタイプなので実用性があります。短いジャケットにしてストレートかワイドパンツにするとスタイルアップできます」

 

■国民民主・牛田茉友参院議員（40）／最安値の庶民派!?

 

【無印良品・499円】
「議会内で使用するセカンドバッグとして、軽くて便利な『ジュート マイバッグ』を使用されているのだと思いますが、季節感がないので普通の生地がいいですね。全体的に色味も統一されて清潔感のあるコーディネート」

 

■立憲民主・蓮舫参院議員（58）／ “東大” エコバッグ

 

【東京大学・無料】
　東京大学駒場リサーチキャンパスの研究所でおこなわれている研究を毎年一般公開するオープンキャンパスで、来場者に配布されるエコバッグを使用。
「スタンドカラー着用はご自身の首の長さをわかった着こなしです」

 

■自民・松島みどり衆院議員（69）／北欧の人気ブランド

 

【Marimekko・29,700円】
「バッグは『Mono Mini Crossbody Unikko』。セカンドバッグとしてお持ちだと思いますが、国会ではカジュアルすぎる印象を受けます。服とバッグが柄物同士でうるさくなってしまうのも減点ですね」

 

■自民・松川るい参院議員（54）／おしゃれ番長

 

【Miu Miu・350,000円】
「ミュウミュウはプラダのセカンドライン。価格帯が少しお安めで、デザインに遊び心があります。同ブランドの象徴的なマテラッセレザーは、柔らかな素材。40、50代の女性が持っても落ち着いた雰囲気のバッグです」

 

※価格はすべて編集部調べ（税込み）。一部は廃版のため推定となります。