高市早苗首相
12月29日午後、数台の警視庁警備車両が停まる総理公邸に、引越し業者のトラックが入って行った。
就任から2カ月、高市早苗首相が東京・赤坂の衆院議員宿舎から官邸に隣接する公邸に引越しをした。
「12月21日には自身のXに《危機管理は、国家経営の要諦です。近日中に住み慣れた議員宿舎を離れ、総理公邸に居を移したいと思います》と投稿していました。
これまでは公用車で議員宿舎から官邸に通っていましたが、12月8日に青森県で発生した地震の際には、公用車がなかなか宿舎に来なかったため、身辺警護をするSPの車で移動、官邸に入るまで発生から35分かかったため、野党などから危機対応を危惧する声が出ていました。
ご主人の山本拓元衆院議員が今年2月に脳梗塞を発症。車椅子を使用していることから、バリアフリーへの改築などのため、入居まで時間がかかったそうです」(政治部記者)
当日は高市首相も公用車で公邸入りをしたが、その際の洋服が、Xでは
《高市さんのパーカー+サンダルはマジで大学生の部屋着感ハンパない》
《スポーティーなスウェットスタイルかわいい》
と話題になっている。
「高市首相は黒のスウェットシャツを着ていましたが、袖の部分に大きく『SCUBA』と書かれてあることから、スキューバダイビング機材メーカー『SCUBAPRO(スキューバプロ)』のトレーナーでしょう。高市首相はダイビングが趣味で、専門誌のインタビューにも応じています。山本拓さんもダイバーなので、新婚旅行はオーストラリアのグレートバリアリーフに行ったと聞いています」(同前)
そして、高市首相の足元に目を向けると、素足にビーチ感あふれるサンダルを履いていたが、これには《真冬にサンダルなんて。高市総理、風邪ひかないでくださいね》と心配する書き込みもXにあがっていた。
このスウェット&サンダル姿は、図らずも高市首相の「若々しさ」を演出することになった。そして今、その思わぬ“とばっちり”を受けているのが、岸田文雄元首相だ。SNSでは、高市首相の公邸お引越し写真と対照的な、2023年6月に「FRAIDAYデジタル」で報じられた、2022年12月30日の首相公邸での親族との忘年会の様子とされる集合写真が注目を集めている。
この写真には、微笑む岸田元首相と妻の裕子さん、ほか数人が並んでいるが、スウェットシャツ&ダウンベストという岸田元首相のファッションが「おじちゃんみたい」と蒸し返されているのである。
「Xには《うちの親もこんな感じや》という擁護する投稿もありますが、《ダウンベストで完全おじいちゃんモード全開》《家の中でスウェットにダウンベスト うちのおとんやんか》《岸田さんがどう見ても休日のお父さん》といった投稿も多いですね。
親しみやすさを演出したのかもしれませんが、高市首相の写真と並べられると残念感がはっきり出てしまいました」(芸能記者)
高市首相の愛用品やファッションを真似する「サナ活」がSNSでブームとなっており、今回着用したスウェットやサンダルの販売にも影響しそうだ。
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