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「加害者晒して叩きまくるのもイジメじゃないの?」栃木県立高校の暴行事件、動画拡散に人気YouTuberが苦言

社会・政治 記事投稿日:2026.01.06 21:35 最終更新日:2026.01.06 21:35

「加害者晒して叩きまくるのもイジメじゃないの?」栃木県立高校の暴行事件、動画拡散に人気YouTuberが苦言

暴行動画をめぐっては栃木県の福田富一知事まで言及する事態になった(写真・共同通信)

 

 1月4日、栃木県にある県立高校のトイレ内で、男子生徒がもう1人の男子生徒を一方的に暴行する動画がXにアップされ、瞬く間に拡散されたことで大きな騒ぎとなっている。

 

「動画では、トイレ内で向かい合う二人の男子生徒を、複数人が取り囲んでいて、ホウキを持った生徒の『READY ファイト!!』の掛け声で、一人の男子生徒が、もう一人に向かっていきます。加害側の生徒は、もう一方の生徒の顔に右パンチを入れると、続けて右ハイキック、そして、もう一度パンチをするのですが、殴られているほうの生徒は終始、無抵抗。そんな様子を、周りの取り巻きたちは『うわー!』などと言いながら、ただ眺めて面白がっているだけでした」(スポーツ紙記者)

 

 この動画がXにアップされると、一気に拡散され、高校名や加害者生徒とされる名前が次々と拡散され、著名人も続々と、この事件に言及する事態となった。

 

「タレントのフィフィさんは5日、Xに記事のURLを貼り付け、《イジメじゃなく、犯罪ですからね!》と一言。元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんも同日、Xに動画を貼り付け、《イジメでもなんでもありません ただの障害事件です すぐに逮捕し少年院へ 管轄は文科省ではなく警察庁です》(ママ)などとポストしました」(同前)

 

 さらに、奈良県市議で動画配信業のへずまりゅう氏も、この件を大きく問題視。5日に、問題が起きた栃木県の高校、さらには教育委員会と県議会を訪れて、直接、抗議活動をおこなったうえで、警察にも情報提供をおこなったことをXで報告した。栃木県警は同日、この件について暴行容疑で捜査を始めたと明かしています。

 

「もちろん、一連の加害行為は許されるものではありませんが、一方で暴行した男子生徒の個人情報と思しきものがXで拡散されています。この状況について、チャンネル登録者281万人を誇る人気YouTuber『ばんばんざい』の『ぎし』さんは、Xで《加害者晒してネットで叩きまくる民達もイジメじゃないの…?》と投稿しています。これには賛同もありますが、《動画みたいないじめ被害者がトラウマ抱えて苦しんでるのに、叩く側が悪いって? それこそ加害者を守る綺麗事じゃん》などと批判も殺到。ぎしさんは続く投稿で《一気にイジメられる立場になった笑》と記しています。

 

 少なくとも未成年の生徒について真偽不明の情報を拡散する行為も許されませんし、非常に危険です。“晒し”という私刑に加担してしまうと、むしろ法的なリスクを負うことになってしまいます」

 

 どんな形であれ、いじめは許されない。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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