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与党入りか自民と対決か…参政党・神谷宗幣代表の真意とは?第一声では「日本を動かす政権の一角に」明言も

社会・政治 記事投稿日:2026.01.29 18:05 最終更新日:2026.01.29 18:05

与党入りか自民と対決か…参政党・神谷宗幣代表の真意とは?第一声では「日本を動かす政権の一角に」明言も

第一声後に報道陣の取材に応じた参政党・神谷宗幣代表

 

 対決か、共闘か――。

 

 総選挙後の国会での立ち位置に注目が集まる参政党代表の神谷宗幣参議院議員が、公示日の1月27日、東京駅前で「参政党を第三極にしよう」と気勢を上げた。結党時から参政党をウォッチするジャーナリストの畠山理仁氏が、神谷代表の胸中をこう推し量る。

 

「その一方で、『日本を動かす政権の一角にしっかりと参政党を入れていこう』とも発言しています。もともと高市首相との政策的な親和性が高いことは、神谷さんも常々言及しているので、『自維の連立与党に入る』とも受け取れますし、そう報じているメディアもあります。しかしあくまで、神谷さんの今回の総選挙での目標は30議席以上を獲得すること。その後のことは、選挙結果で考えるということでしょう。まだ、具体的ではないのだと思います」

 

 たしかに神谷代表は、「第三の選択肢は参政党だ」とも発言している。参政党は182選挙区に公認候補者を擁立しているが、これは自民党(285選挙区)、中道改革連合(202選挙区)に次いで3番目に多い。ただ、小選挙区での当選はほぼ不可能という見方が強く、それでも大量に候補者を擁立したのは、比例区の票を掘り起こす狙いがあるとされる。畠山氏がこう続けた。

 

「ある意味、高市政権の誕生の影響をもっとも強く受けたのが参政党です。政党支持率も大躍進した参議院選挙後の半分程度まで落ち込んでいます。その意味では、国民民主党と似通った存在といえます。

 

 参政党としては、あくまで“第三極”として自党を際立たせることが最大の目的ですから、与党入りの可能性などは、あえて曖昧にする戦略だと思いますね」

 

 SNSでも神谷代表の発言には迷いが見られ、「日本を動かす政権の一角にしっかりと参政党を入れていこう」との発言もあった。その真意はともかく、「神谷代表の発言がそのまま、現実になる可能性はあります」とは、大手紙の政治部記者だ。

 

「仮に自維の与党を合わせても過半数にならなかった場合、高市首相が政権を維持するなら、国民か参政と連立を組むしかありません。今でこそ高市さんは、選挙で負けた際の『即時退陣』を明言しているものの、予算成立を口実に政権に居座ることは十分に考えられます。ただ、国民は支援団体の連合の問題があります。連合は、予算案などの法案ごとに賛成することは容認しても、国民の与党入りまでは絶対に容認しません。

 

 一方、参政党が総選挙で伸長するなら、自維の議席が減る可能性が高い。特に自民党内で高市首相を支持する議員は、参政党の候補者との票の食い合いで中道や国民の候補者に競り負ける可能性がある。その抜けた穴にすっぽりと入り込むのが神谷さんの政権構想だと思います。なので総選挙中は、高市さんだけ持ち上げる一方で、自民党とは対決をどんどん強めていく戦略になると思います」

 

 連立入りか、あるいは第三極としての自立か。神谷代表が率いる参政党の選択が、選挙後の政権枠組みを左右することになりそうだ。

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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