
連日の応援演説をおこなう高市早苗首相(写真・長谷川 新)
昨年末の国会閉幕から2カ月。総選挙を経て、2月18日、ようやく来年度予算などを審議する特別国会が召集された。
年度末までの予算成立という無理なスケジュールをめぐり、与党のなかでも “微妙な” 空気が取りざたされているが、そうしたなか、高市早苗首相は国会開幕前の最後の金曜日である2月13日を、もっぱら病院めぐりに充てた。大手紙の政治部記者が明かす。
「首相動静によれば、9時35分から公邸で手の治療をしています。高市さんはリウマチの持病があり、総選挙中の遊説で、もともと悪かった手の症状が悪化したといわれています。10分弱の超短時間で治療を終えると、その後、閣議などを経て、11時前に信濃町の病院に到着。ここでも手の検査をしたとされます。
およそ3時間45分後、病院を後にした高市さんは、都内・杉並区にある歯科クリニックに到着。約3時間、このクリニックで歯の治療を受けたとのことです。公邸に帰ったのは、午後7時前でした」
高市首相は、就任以来、土日はほぼ自宅で過ごしているが、平日を使い、わざわざ都心から離れた歯科クリニックを受診したことで、永田町ではさまざまな臆測を生んだという。
「というのも、高市首相が深い尊敬の念を抱く安倍晋三元首相も、在任中、どれだけ激務でも都内の高級ホテルにある会員制ジムに通ったことがあるのです。持病があった安倍元首相は、ここで投薬を受けるだけでなく、ときには政界関係者との密談を持っていたとも言われています」(前出・政治部記者)
そのため、高市首相の診療にも、密談が疑われたわけだ。政治アナリストの伊藤淳夫氏も、「やはり、政治家には、会ったことも内密にしたい会合はありますから」と、こう話す。
「一回ホテルの駐車場に入って、そこで車を乗り換えて目的地に向かった、などという話は、私も閣僚経験のある議員から直接聞いたことがあります。
入閣すると、四六時中、番記者がついて回ってきます。それでも、議員会館以外の床屋やサウナ、スポーツジムなら、なかまでは番記者も入ってきません。自分が後から入れば、なかに誰がいてもわかりませんし、それなりに長時間、話すこともできますから」
もっとも、高市首相の今回の病院めぐりは、「いずれも以前からのかかりつけの医療機関です」(自民党関係者)という。選挙中に騒がれた、高市首相の持病。大勝後も、治療の動向には永田町の多くの人々が目を光らせているようだ。
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