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「カタログギフト」問題に揺れる高市首相に「バレンタインチョコ」もらった議員が語っていた“プレゼント癖”

社会・政治 記事投稿日:2026.03.02 17:40 最終更新日:2026.03.02 17:54

「カタログギフト」問題に揺れる高市首相に「バレンタインチョコ」もらった議員が語っていた“プレゼント癖”

党首討論が予定されていた『日曜討論』(フジテレビ系)を、当日に“ドタキャン”したのち、当日の午後に応援演説のため岐阜県に訪れた高市早苗首相(写真・ともゆき)

 

 高市早苗首相が、先の総選挙で当選した自民党の全議員に配った「カタログギフト」の波紋が徐々に広がっている。政治担当記者が語る。

 

「『週刊文春』がこのことを報じると知った高市首相は、一時、かなり動揺したといいますが、もともと法令に触れることがないことはわかっていたはずで、すぐに落ち着きを取り戻したそうです」

 

 2025年には、石破茂前首相が初当選議員に商品券10万円を配り、その原資が私費だったことで、批判を受けた。「国民の感覚からかけ離れていた」と謝罪に追い込まれている。

 

 一方、高市首相は報道後にXを更新。「事実関係をご説明します」として、費用が政党支部からの支出であることを明らかにした。国会でもほぼ同様の答弁をしたが、ここでもあくまで経緯の説明としており、謝罪はしていない。前出の政治担当記者がこう続ける。

 

「高市首相が、カタログギフトを配ったのは、石破前首相との違いを見せるための、一種のパフォーマンスだったのかもしれません。高市首相も、石破前首相がやったことに外形的な違いはほとんどないことはわかっているはず。それでも、あえて高市首相が同じ轍を踏んだのには、なにか理由があるはずですから」

 

 高市首相がプレゼントを贈ったのは、カタログギフトの件が最初ではなかったようだ。本誌は、自民党の現職議員が高市首相による自民党議員への日常的な“プレゼント攻勢”について話している動画を入手した。

 

 動画は、先の総選挙で青森2区から立候補して当選した神田潤一衆院議員が、2026年1月に開いた個人演説会でのもの。神田氏は高市首相の人となりについて、「あまり報道されていないところを紹介すると」と切り出すと、神田氏の初当選時、2021年ごろのこととして、こんなエピソードを披露している。

 

「当選してすぐに、バレンタインチョコレートをもらって。ほとんど話したこともないのに私、チョコレートをもらって、ちょっとドキドキして。でも、せっかくもらったのでお返しをしなければいけないと、なかなかいいチョコレートを自分で選んで、高市さんの事務所に持って行ったのです」

 

 神田氏は現在、当選3回めだが、このエピソードの当時は大島理森元衆院議長の後継候補として、初当選したばかりだった。神田氏は、エピソードをこう続けた。

 

「ご本人はいらっしゃらなくて、秘書の方が対応したのですが、秘書の方が『そこのソファのところに置いてください』と言われて、ソファのところを見たら、山のように何百個もお返しが置いてありまして。どうやら自民党の議員、たぶん全員ではないですかね。ほとんどの方にチョコレートを配っていたようです、まわりの方に聞いたんですが」

 

 神田氏はさらに、誕生日にも高市首相からプレゼントがあったことを明らかにしている。

 

「それが靴下、ビジネスソックス。奈良県は高市総理の地元ですけれども、ビジネスソックスの生産量が日本一らしいのです。『日本一の生産量を誇る奈良県のソックスです』というメッセージが添えられて、秘書さんが持ってきました。これもまわりの人に、『こんなものをもらったのですが』と言ったら『俺ももらったよ』と。みんな『俺ももらった』『私ももらった』と」

 

 高市首相が同僚議員にプレゼントを配る理由について、神田氏はこう見立てた。

 

「試しに大島先生に聞いてみたら、『そういえば、高市君がいつも靴下をくれる』と。大島先生を含めてたぶん、自民党議員、400人くらい当時はいましたので、(みなさん)チョコレートと靴下をもらっているんです」

 

「私は岸田(文雄元首相)さん系(旧岸田派)なのに、プレゼントまでくれて総理になりたいのか、と斜に構えて見ていたところがあったんです。でも、そうでないと最近、思うようになりました。総理になって、やりたい政策がある。国民のみなさまのために、やらなければいけない政策がある。そう何年も思い続けて、あらゆることをして、総理になって、その政策、その政治を実現しようと思ってきたのだろうと最近、気がつきました」

 

 神田氏の想像については多少のリップサービスが含まれているとして、おおむねプレゼント自体は議員内で好評のようではある。この動画を撮影したジャーナリストの横田一氏によれば、「この日は、応援に小泉進次郎さんが来ていました。総裁選では高市さんと相対した関係ですが、神田さんのスピーチの話題では、高市さんについて、流行語大賞にもなった『働いて、働いて……』を持ちだしていました。“高市ブーム”を感じましたね」という。

 

 高市首相が配ったカタログギフトの代金を支出した、自民党奈良県第二選挙区支部の政治資金収支報告書をあらためて確認すると、2024年までの3年間で、同じ百貨店へ支払った「返戻金」名目の支出はじつに、約860万円も計上されている。

 

 麻生派幹部のベテラン議員は、高市首相についてこう語る。

 

「総裁選で岸田さんに敗北した際、高市さんを支援した麻生太郎さんがした助言はひとこと『飲みに行って、仲間を増やせ』でした。

 

 飲み会が苦手な高市さんですが、誕生日は議員手帳に載っているし、バレンタインデーならプレゼントを配っても不自然さはありません。プレゼント作戦は、ある意味、議員同士の付き合いの中で高市さんが折り合いをつけてきた、ギリギリのラインなのでは」

 

 これからもプレゼント攻勢は続いていくのだろう。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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