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「テキーラ飲み会から店で雑魚寝」赤坂サウナ死亡事故・元従業員が明かす“衝撃の勤務実態”「あの時も寝ていたんだなと」

社会・政治 記事投稿日:2026.03.14 16:34 最終更新日:2026.03.14 16:34

「テキーラ飲み会から店で雑魚寝」赤坂サウナ死亡事故・元従業員が明かす“衝撃の勤務実態”「あの時も寝ていたんだなと」

火災現場となった「サウナタイガー」(写真・梅基展央)

 

 2025年12月に発生した、赤坂の個室サウナ「サウナタイガー」での火災事故。個室のドアノブが脱落し、部屋に閉じ込められた客の夫婦が死亡した。その後の警視庁の捜査で、過去にも同様の事故があったことが明らかになった。大手紙の社会部記者が明かす。

 

「警視庁は現在も捜査を続けているようです。社長も店長もドアノブの脱落事故が死亡事故前にもあったことは認めています。以前、内装業者から安全面を考慮して『開き戸』に変更するよう勧められた際、前社長が『密閉性が失われ、熱が下がる』と難色を示し、そのままにしていたようです。店にある5室のサウナ扉はすべてドアノブ式で、火災が起きた部屋では、少なくとも2回は不調による交換が行われていたことも判明しています」

 

 サウナ用の扉は、高温多湿に耐える強化ガラスなどを使用するため高額だ。1枚30万円は下らず、改装費用の捻出を躊躇した可能性もあるが、本誌が取材した元従業員は「恐ろしいほど、ずさんな管理体制だった」と、運営の実態をこう振り返る。

 

「社長がとにかく俺様系で、彼が来ると従業員が並んでお迎えする決まりでした。男性スタッフは腰巾着ばかり、女性スタッフも元キャバ嬢か現役の兼職嬢。サウナの運営スタッフというより、社長の接待要員みたいになっていて、実際、毎晩のように終業後は『反省会』という名の飲み会に駆り出されていました。彼女たちはもはや“ギャラ飲み相手”でした」

 

 その飲み会も常軌を逸したものだったという。

 

「女性スタッフはぐでんぐでんになるまでテキーラを飲まされます。酔いつぶれた後は店舗に戻って雑魚寝するのが恒例。始業時間になっても電話がつながらないといった苦情は、日常茶飯事でした。予約客がある時は誰かが起きて対応しますが、案内さえ済ませれば、あとはフードの注文を受けるくらいしか仕事がありません。それも部屋の前に置いてノックするだけなので、隙を見て仮眠するスタッフがほとんど。事故を聞いた時、真っ先に『ああ、あの時も寝ていたんだな』と思いました」

 

 そもそもこの火災は、煙に気づいた隣のビルからの通報で発覚したものだ。非常ベルが鳴り響いていたにもかかわらず、消防車両が到着するまでスタッフは異変に気づかなかったともいわれている。こうした勤務実態について同社に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。

 

 元従業員の証言を聞く限り、起きるべくして起きた“人災”だったのかもしれない。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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