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自民党「女性議員を“水汲み要員”に」投稿が話題に…本誌の参院「観察」&当事者取材で語られた“真相”

社会・政治 記事投稿日:2026.06.13 11:00 最終更新日:2026.06.13 11:00

自民党「女性議員を“水汲み要員”に」投稿が話題に…本誌の参院「観察」&当事者取材で語られた“真相”

6月10日に開かれた第5回参議院憲法審査会で手早くコースターを並べる若井敦子参院議員(写真・長谷川 新)

 

 第221回国会(特別会)の、参議院憲法審査会での一幕が物議を醸している。

 

 6月3日の第4回参議院憲法審査会を傍聴したという、あるXユーザーが、その日の夕方にこう投稿したのだ。

 

《今日は参院憲法審査会の傍聴に行ったのですけれども、始まる前に自民党の女性議員が2人でせわしなく動いていて「何をしているんだろう?」と思ったら「あの2人はいつも早くきてコップに水を入れて自民党議員の席に置いて回ってるんだよ」と聞いて、ぎょっとしました。昭和を何年やるつもりなので…?》

 

 この投稿は大きな注目を集め、6月12日10時現在でインプレッションが108万件となっている。

 

 Xには、この投稿への意見が相次いだ。

 

《私も以前見ました。せっせと自分の党の席にのみ水を配る自民党女性議員。れいわの奥田さんが入ってきて、自分の分を注いで席に持って行ったのを見てハッとしました。普通はそうだよな、と。》

 

《政権を担う与党がそうであれば日本はいつまでたってもそりゃいつまでたっても男尊女卑はなくなりませんよね…》

 

《いい大人が自分の飲む水くらい自分で用意できないのかと呆れる》

 

 政治担当記者が言う。

 

「女性議員に、いわば“お茶汲み係”をやらせていることが事実だとすれば、時代遅れですし、Xにもあるように、自分の水くらい自分で用意すれば済む話だと思います。ただ、自民党は他党に比べると、当選回数による上下関係がはっきりしており、さらに衆議院よりも参議院のほうがその傾向が強いので、おそらく新人議員の役回りなのではないかと思います」

 

 本誌は、1週間後の6月10日に開かれた第5回参議院憲法審査会が始まる前の、自民党の“水汲み”の様子を観察してみることにした。

 

 担当カメラマンが言う。

 

「2025年に初当選した、1回生の若井敦子議員が早めに来て、手早くコースターを並べていました。すると、同じく2025年に当選した1回生の釜萢(かまやち)敏議員と、2019年に当選した2回生の加田裕之議員の男性議員2人も加わり、若井議員とともに、水をコップに注いで自民党議員の席に置いていました。とくに女性議員のみを水配り要員にしている感じではありませんでしたが、自民党議員は各自で用意して、という感じではなかったですね」

 

 10日の憲法審査会で水配りを担当した3人は、参院憲法審査会の委員を務めている。

 

「若井議員は、2004年の世界空手道選手権で史上初の4連覇を達成した強者で、2015年に岐阜県県議会議員選挙で初当選し、2025年7月の参院選で岐阜県選挙区から出馬し、初当選を果たしています。

 

 釜萢議員は医師で、2020年から新型コロナウイルス感染症対策専門会議の構成員を務めました。コロナが流行したころにはテレビ出演も多かったので、高い知名度があります。2025年7月の参院選で比例区から出馬し、初当選しています。

 

 加田議員は神戸新聞社、衆院議員公設秘書、兵庫県議会議員を経て、2019年の参院選に兵庫県選挙区から出馬し当選。現在、2回生議員です」(前出・政治担当記者)

 

 12日、若井議員の事務所に電話で確認すると、若井議員は不在のため、秘書が回答した。

 

「決まりごとがあるわけではなく、自分の意思で、新人議員として、気を利かせてやっています。

 

 自主的にやっていることで、誰かにやらされているわけではないです。(水配りは)男性の方もやっていますから、女性議員だけがやっているというのは違います。率先して、自分たちの意思です。単に自分のだけではなく、まわりの方の分も持っていこうということです。

 

(自分の水は自分で用意したら、という指摘については?)それでもいいですし、ついでに持ってきてくれたら『ありがとう』とかでもいいですし、そんなこと、決めることでもなんでもないと思います。うちの議員は体育会系ですから、そういうことは率先してやるほうだと思います」

 

 また12日、釜萢議員は委員会出席と終了後に出張とのことで、事務所担当者がこう答えた。

 

「誰がやる、とかは決まっていないです。1年生議員がその場、その場で判断してやっています。女性とか男性とかも、とくに決まっているわけでもなく。基本的には新人がそうした役回りをするのですが、(2回生議員の)加田先生はお優しいので。(Xで指摘されたような)女性も男性もないですね。だた、その場で気がついた先生がやっています。とくに決まりがあるわけではなく。(当選回数の少ない議員たちが率先してやっている?)そうです。基本的にはそうです」

 

 当選回数の差があるとはいえ、「良識の府」参議院なら、自分で飲む水くらいは自分で用意したほうがいいのでは……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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