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三笠宮彬子女王殿下に急浮上した“養親本命論”に「異常事態です!」識者警告 懸念される麻生太郎氏の“スケープゴート”化

社会・政治 記事投稿日:2026.07.25 18:55 最終更新日:2026.07.25 18:55

三笠宮彬子女王殿下に急浮上した“養親本命論”に「異常事態です!」識者警告 懸念される麻生太郎氏の“スケープゴート”化

三笠宮彬子女王殿下

 

 7月17日、皇族数の確保に向けた改正皇室典範が参議院本会議で成立し、21日の閣議で公布を決定した。同改正では女性皇族が結婚後も皇室に残ることや、旧皇族の男系男子を養子に迎えられるようにすることが盛り込まれている。

 

 高市早苗首相肝いりの政策だが、“反動”は大きかった。各紙の報道によると、軒並み支持率が低下しているのだ。時事通信社の調べでは49.0%で政権発足後の最低を記録している。元朝日新聞政治部デスクの鮫島浩氏はこう指摘する。

 

「総裁選の“中傷動画疑惑”などで高市人気に陰りが出てきていたなか、今回の皇室典範改正は致命的なダメージとなりました。“愛子天皇つぶし”ではないかという観測がワーッと広まったんですね。改正をごり押ししていたのは高市さんというより麻生太郎副総裁ですが、高市さんは唯々諾々としたがってしまった。その結果、国民にそっぽを向かれたということです」

 

 とはいえ法改正を受け、いよいよ皇室に、旧皇族の男系男子が養子として入ることが可能になった。その子供が男子を生んだ場合には、皇位継承を持つことになる。

 

「養子の“親”となるのは、上皇ご夫妻と天皇、皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻以外の皇族です。そこで養親として“大本命”とにわかに注目を集めているのが、三笠宮彬子女王殿下です。三笠宮家は現在、男子がいないことから断絶の見込みです。養子を取ることができれば、三笠宮家は続くことになりますね。

 

 ただ、彬子さまの母・寬仁親王妃信子さまは、麻生太郎副総裁の妹です。改正を推し進めた麻生氏による“陰謀”や“乗っ取り”を警戒する声もあがっています」(皇室ライター)

 

 実際、宗教学者・島田裕巳氏は“風向きの変化”をこう指摘する。

 

「彬子さまといえば、女性皇族として初めて海外で博士号を取った経験を描いた『赤と青のガウン オックスフォード留学記』がベストセラーになったり、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演されるなど、“皇室の新たなスター”という立ち位置でした。

 

 ところが、養子の一件が浮上して以来、さまざまな過去の言動を掘り返されては、心無い声を浴びせられてしまっています。今回の法改正を推し進めたのは麻生氏であるはずなのに、姪である彬子さまがスケープゴートにされてしまっているという状況ですね」

 

 実際、一部ネット上では彬子さまについて、7月17日に祇園祭前祭山鉾巡行で函谷鉾に乗ったことを受け、“女人禁制を破った”などといった批判の声があがっている。皇室研究家の高森明勅氏は、こう語る。

 

「彬子さまが乗った鉾は女人禁制ではなく誤解だったようですね。ほかにも皇室典範と合わせて改正された皇室経済法によって、皇族費が増額されたことについても批判があがっています。しかし、内廷費、皇族費はじつに30年間も据え置かれたままで、先ごろルールにのっとって増額する提案が出た時も、国民生活の現状に配慮された天皇陛下のご意向により見送られています。

 

 そもそも独立した生計を営む内親王、女王の皇族費は、王に対して半額だったんです。皇室経済法ができた1947年ごろというのは、内親王、女王は成年前後の頃に結婚されるのが当然の時代でした。独身の女性皇族がさまざまな公務に携わり、ましてや独立した生計を営む、つまり宮家の当主になることなど、まったく想定されていなかった時代の法律なんです。今回の改正で、独立した生計を営む内親王、女王にも男性皇族と同じ額があてられるということになり、むしろ進歩と言えるでしょう。

 

 また、今回のバッシングの中で見過ごされがちなのは、彬子さまといえば、靖国神社を大切にされているという点も指摘したいですね。さまざまないきさつの中で、皇室の方々が、足が遠ざかっておられるなかで、靖国参拝を大切にしておられる皇族のおひとりです。ご本人は日本文化を大切にする活動もされているようです」(高森氏)

 

 だが、高森氏は彬子さまが“養親”となることについては、反対だという。

 

「まず、母である寬仁親王妃信子さまとの複雑な関係が急に改善するとは予想しにくい、という事情があります。令和の皇室に『三笠宮』を名乗る宮家が、『三笠宮寛仁親王妃家』『三笠宮家』という形で2つ存在することは、失礼ながら明らかに異常な状態と言わざるをえません。これはどちらかが一方的に悪いという話ではもちろんないのですが、おふたりの間に確執があることは度々報じられており、母娘関係に深刻な不和を抱えておられるということで、養子を迎えるうえで適切なのか、国民の間に理解が広まるとは思えません。

 

 さらに麻生氏の姪であることも懸念材料です。皇室に求められるものは、公正中立であり政治と距離を置いておくこと。麻生氏という政治家に利用されたり高市政権に肩入れしているかのように見える構図は避けなければいけません。

 

 彬子さまは京都にも生活拠点をお持ちで、そちらで活動されています。これは皇族の活躍の幅を拡げられるという意味ではよいことかも知れません。しかし、養子を皇室に迎える場合の養親としてはいかがでしょうか」

 

 また、民間で生まれ育った旧宮家男子をどう教育するのかという問題もあるという。

 

「そもそも彬子さまが結婚すれば民間に入るという既定路線で教育を受けてきたと語っておられるんです。小遣いをもらって小遣い帳をつけるとか、電車で通学するとか、“いつか民間に”という前提で教育を受けられてきた。その点で、皇族としての教育をずっと受けて来られた愛子さまとは全然違うわけですよね。

 

 もちろん、“庶民感覚がわかる”という利点にもつながっていると思いますが、養子を迎えた場合、むしろ彬子さまは“元民間人”に対し、皇族はどのように振舞うべきか、どういう心構えを持つべきかということを伝えなきゃならないわけです。民間に入るという前提で教育を受けて来られた方が、次世代の皇室を担う人材教育をするということは、やはりミスマッチでしょう。もし、彬子さまが養親として本命視されているとしたら、首をかしげます」

 

 前出の島田氏もこう指摘する。

 

「養子に入るのは15歳以上の男性ということになっています。しかも、ほとんど知らない人ですよ。現実問題として、そういう人とうまく同居ができるでしょうか。彬子さまは勝手に本命視されて、“悪者”扱いされていますが、反論できないお立場です。とても大きなストレスを抱えていらっしゃるでしょうね」

 

 これほどまでに議論を呼ぶ“養子案”が、本当に実現する日はくるのだろうかーー。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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