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【職員に「人間のクズ」発言】横浜市長「重大なパワハラ」認定…大学教授時代の本誌パワハラ報道には「厳重抗議」の高圧姿勢

社会・政治 記事投稿日:2026.07.31 19:50 最終更新日:2026.07.31 19:51

【職員に「人間のクズ」発言】横浜市長「重大なパワハラ」認定…大学教授時代の本誌パワハラ報道には「厳重抗議」の高圧姿勢

7月30日、第三者による調査報告書でパワハラ認定されたことについて取材を受ける山中竹春・横浜市長(写真・共同通信)

 

 横浜市は7月30日、パワーハラスメントの告発を受けていた山中竹春・横浜市長の問題で、弁護士らによる第三者による調査報告書を公表。山中市長の威圧的な言動について、告発の大部分がパワハラにあたると認定した。

 

 調査報告書では総合評価として《職員の尊厳を深く傷つけ、職場環境を悪化させる、決して看過できない重大なパワハラ行為があったと認定せざるを得ない》と記した。

 

 この問題は、2026年1月、前人事部長の実名告発を「文春オンライン」が報道し、山中市長の不適切発言が表面化。それを受けて市が第三者調査をおこなった。市長や前人事部長ほか職員へのヒアリングや職員ら750人にアンケート調査し、回答した294人のうち約65%がパワハラと疑われる行為を見聞きしたと回答した。

 

 社会部記者が言う。

 

「報告書では、山中市長は前人事部長に対し、怒鳴って机の上にある書類を投げつけ、国際会議の招致をめぐっては『できなければ切腹だ』と発言、『裏切ったらこれだからな』と指で銃を撃つ仕草をしたなどと書かれています。

 

 また、幹部職員に対して『人間のクズ』『ポンコツ』『ダチョウ』『おばさん』『スペックが低い』『頭が悪い』など人格を否定する発言をしており、これを侮辱行為としてパワハラ認定しています。

 

 ほかにも深夜や休日を問わない業務連絡、特定幹部職員らの市長室への『出禁』なども認定されています」

 

 30日、調査結果を受けた山中氏は横浜市役所で記者団の取材に対し、「認定された内容について、きわめて重く受けとめている。職員のみなさんが安心して働き、率直に意見を述べられる環境に影響を与えたことをおわびする」と謝罪した。

 

 山中氏はデータサイエンスが専門で、2021年6月末、横浜市立大学医学部教授を辞職し、同年8月22日におこなわれた横浜市長選で初当選。2025年に再選し、現在2期目を務めている。

 

 本誌Smart FLASHは、市長選前の2021年8月2日、山中氏が横浜市立大学医学部教授時代におこなっていたパワハラを同大学関係者の証言をもとに報じていた。

 

 当時、同大学関係者は本誌にこう証言していた。

 

「山中先生の同僚、秘書、部下など、この数年間で15人以上がやめているんです。多かれ少なかれ、先生の高圧的な言動が原因です」

 

 本誌が入手した一通のメールにはこう記されていた。2019年11月17日、山中氏が、人材の採用について相談してきた同僚のA教授へ送ったものだ。

 

「『干す』ことにより、●●先生は自ら去りました。■■君についても同様に対応した方がいいと思います」

 

「干す」という強い言葉にA教授は驚き、複数の同僚とメールを共有するほどだった。

 

 また、若手研究者のBさんは「自分は山中氏から “干された” 一人だ」とし、こう証言した。

 

「数年前、データ入力で、本来反映されているべきデータが抜け落ちているというミスを犯しました。作業の途中では起こり得るものなのですが、山中先生にはその一回のミスで『君には向いていない。休みをあげるから次の仕事を探してきたら』と言われました」

 

 その後、仕事を振られなくなったBさんはこう話した。

 

「別の先生が僕に仕事を手伝わせようとしたとき、山中先生が『あいつに仕事させるな』と言うのを聞きました。山中先生のハラスメントに耐えられなくなり、山中先生からもう一度『やめてくれ』と言われたときに、退職することにしました」

 

 本誌報道直後、山中氏は自身の公式ホームページに『事実無根の報道について』と本誌の報道に反論する文章をアップ。『関係者のプライバシー侵害につながるものであることから、厳重に抗議します』とし、山中氏の事務所に本誌から送られた質問状を公開した。

 

 ところが、質問状に書かれていた関係者の実名や連絡先について、『プライバシー保護の観点から黒塗りとさせていただきました』と書いておきながら、実際には文書をコピー&ペーストすれば黒塗りの下に書かれている関係者の実名が誰でも見られる状態にされていた。その結果、関係者の実名が読める状態にされたPDFファイルが、SNS上で拡散されることとなった。

 

 当時、本誌の取材に対し、パワハラの事実を完全否定していた山中氏。今回、横浜市長としてパワハラを認定されたが、市長になってからも、大学教授時代からのパワハラ体質を引きずったままだったということなのだろう。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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