沖縄県名護市辺野古沖で転覆し、引き揚げられる船「不屈」(写真・共同通信)
2026年3月16日、沖縄県名護市辺野古沖で、研修旅行で訪れていた同志社国際高校の生徒らを乗せた小型船2隻が転覆。同校2年生だった武石知華さんと、金井創船長が死亡した。
その事故から9月16日で半年が経ち、2隻を運航した市民団体「ヘリ基地反対協議会」の仲村善幸共同代表らが、現場海域近くの浜で献花。その後、仲村共同代表が報道陣の取材を受けたのだが、その際に語った言葉がSNS上で大きな批判を浴びている。
9月16日、産経新聞は《報道陣の取材に、「この事故が知事選に影響を与えてしまっていることは、とても申し訳なく思っている」と述べた》などと報じた。
米軍普天間飛行場の辺野古沖移設に反対する同協議会は、9月13日の沖縄県知事選で3選めを目指した玉城デニー氏を全面支援したが、玉城氏は自民党などが推薦する古謝玄太氏に15万票近い大差をつけられ、敗れた。
社会部記者が言う。
「同協議会は事故後、安全管理上の問題点などが指摘されるなど、大きな批判を浴びました。この転覆事故が県知事選に影響を与えたことはたしかにあったでしょう」
16日、同協議会はホームページ上で《辺野古沖小型船転覆事故から半年を迎えて》と題した謝罪声明を発表。《この事故により尊い命を奪われた生徒様、そして筆舌に尽くしがたい深い悲しみのなかにおられるご遺族の皆様に対し、改めて深く、心よりお詫び申し上げます。また、怪我を負われた生徒様をはじめ、事故によって心身に深い傷を負われた生徒の皆様、保護者の皆様、ならびに関係者の皆様に対しても、心より深くお詫び申し上げます》などと記している。
また、研修旅行にかかわっていた同校の教師の1人が8月23日に亡くなったことにも触れ、《先般、学校の研修旅行に関わった教員の方が亡くなられた報に接し、当協議会一同、言葉を失うほどの衝撃と深い悲痛を覚えております》などともつづっていた。
しかし、「知事選に影響を与えてしまっていることは、とても申し訳なく思っている」と報道陣に対して発言したことについて、X上では批判が相次いでいる。
《ね、やっぱりずれてるんだよね。》
《そういう認識で、そういう感想なんだ。》
《なんでデニーに謝るの?遺族に謝れよ。》
前出の社会部記者が言う。
「思ったことをそのまま話したのでしょうが、報道陣の前で話すことではないと思います。ズレているという指摘はそのとおりではないでしょうか」
同協議会には今後も厳しい目が向けられそうだ。
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