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高市首相、林芳正氏“閣外放流”の誤算…参院幹事長“交代人事”で結束すれば次期総裁選「再選」に暗雲か

社会・政治 記事投稿日:2026.09.18 17:00 最終更新日:2026.09.18 17:00

高市首相、林芳正氏“閣外放流”の誤算…参院幹事長“交代人事”で結束すれば次期総裁選「再選」に暗雲か

9月17日、内閣改造を発表した高市早苗首相(写真・JMPA)

 

 9月17日、第2次高市改造内閣が発足した。

 

 高市早苗首相は官邸での記者会見で「決断と挑戦、そして実行の内閣だ」とスローガンを語ったが、自民党担当記者は「2027年の自民党総裁選で再選を目指す高市総裁にとって、危険な火種がくすぶる組閣になりました」と語る。その理由とは――。

 

「今回の組閣で、『留任するのではないか』といわれていた林芳正総務相が外されました。林氏は2027年の総裁選に出馬すると見られているため、高市首相は閣内に“囲い込み”をすることで、その動きを封じようとするのでは、と見られていたのですが……。

 

 しかし、組閣にあたり高市首相は、自民党に所属する当選2回以上の衆院議員を対象に、希望する役職を最大5つあげ、その理由や取り組みたい政策などを記入させる“アンケート”をおこないました。これは首相経験者や閣僚も例外ではなかったのですが、林氏は白紙の回答を提出したといわれています。

 

 一説には、これに高市首相はカチンときたようです。さらに『林氏を無役にして、野に放っても総裁選に影響はない』とみて、再任させなかったといわれています」(自民党担当記者)

 

 だが、この決断には誤算があったようだ。自民党に所属する参院議員の動きである。

 

「組閣の前に党の役員人事があり、石井準一参院幹事長が交代しました。表向きは、参院の人事権は参院議員会長が人事権を持つことになっています。しかし今回は、高市首相が石井氏の国会運営に不満を持っていたことで、松山政司参院議員会長が彼女に忖度して、交代を決定したという見方が強くなっています。

 

 石井氏は当選4回、これまで参院国会対策委員長、参院議院運営委員長、参院予算委員長など、主要ポストを歴任してきました。野党とのパイプが太く、参院で少数与党の自民党が厳しい国会を乗り切ってこられたのは、彼の手腕があったからこそでした。党派を超えて石井氏の人望は厚いのですが、石井氏自身も今回の人事に納得はいかないようでした」(同前)

 

 林氏は参院出身で、「首相を目指す」と公言して、衆院に鞍替えした経緯がある。当然だが、石井氏とは気脈が通じている。そのため、高市首相に苦々しい思いを持つ林氏と石井氏が、2027年の総裁選で一致結束する可能性が指摘されているのだ。

 

「林氏はこれまで3回、総裁選に立候補しています。2025年の総裁選は、1回めの投票こそ5人中3位でしたが、国会議員票では高市氏を上回り、存在感を示しました。

 

 こうしたことから、大臣職を離れた林氏は地方行脚に力を入れ、石井氏が参院議員の票をまとめてさらに上積みされれば、高市氏の再選にも暗雲が漂うという構図です」(政治ジャーナリスト)

 

「政治の要諦は人事にある」と言われるが、はたして今回の人事は……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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