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石破茂氏「私は怖い顔」と語るも人気健在…高市政権の対抗軸へ急浮上 “石破一派” を支える3人衆とは

社会・政治 記事投稿日:2026.09.26 17:05 最終更新日:2026.09.26 17:08

石破茂氏「私は怖い顔」と語るも人気健在…高市政権の対抗軸へ急浮上 “石破一派” を支える3人衆とは

石破茂氏(写真・長谷川新)

 

 2024年9月、自民党総裁選の決選投票で高市早苗候補(現首相・自民党総裁)を制し、自民党新総裁・内閣総理大臣になった石破茂衆院議員。

 

 在任中は「メガネにメーカーシールがついたまま」「おにぎりの食べ方がみっともない」「箸が上手に持てない」「ワイシャツがズボンからはみ出ている」など散々な言われようだったが、評価も変わってきたのかもしれない。

 

「約1年という短命内閣で終わりましたが、トランプ米政権との関税交渉合意や地方創生への取り組み、防災庁設置に向けた足がかりを作るなど、実績は残しました。2024年10月の衆院選で、裏金不記載議員を公認しなかったことも国民には好感されました」(政治担当記者)

 

 党の要職から離れたこともあり、地元の鳥取県はもちろん、全国を回って地方議員や住民と対話をするライフワークも積極的におこなっているという。

 

「行くところ行くところで、石破氏は人気です。自ら『私は怖い顔』と言っていますが、訪問先では子どもが並んで石破さんに握手を求めて喜んでいます。ご自身のXには親しみやすさを演出するためでしょうか、《#しげると握手》というハッシュタグをつけて握手写真を投稿しています」(自民党関係者)

 

 おりしも、秋の学園祭シーズン。石破氏には立命館大学や、同氏が附属小中学校を卒業した鳥取大学などから講演依頼がある。どちらの大学でも注目が集まっているようで、立命館大では「予想を上回る多数のお申し込みをいただいております」(主催の政治サークルInstagramより)という人気ぶり。ネット配信を希望する投稿も多いそうだ。

 

 なぜ石破氏の人気は健在なのか。政治アナリストの伊藤惇夫氏に聞いた。

 

「もともと石破氏の人気は底堅いものがあり、石破政権の末期あたりから『石破やめるな』の声は高まっていました。高市政権で “右傾化” が急速に進み、それにきちっと反論できる自民党の政治家は、石破氏のほかにはあまりいませんから、注目されているのでしょう」

 

 石破氏に関する著作もあるジャーナリストの鈴木哲夫氏は「このところの石破人気は “反動” の表れだと思います」と語り、こう続ける。

 

「岸田(文雄)氏は官僚的な政治家でしたから、その反動で庶民感覚の政策を語る石破氏の人気が高まりました。しかし、首相になったら、まったく特色が出せなかった。その落胆から新たな反動が起きて、決断できそうな高市首相を国民は支持しました。

 

 ところが、高市首相は熟議や国会を軽視しがちで、多様な意見があるテーマで保守色を強く出しました。そのため、また反動が起きて『政権に物申す』という立場にある石破氏に注目が集まっているのでしょう」

 

 この人気を背景に、石破氏が「新たな旗」を立てることはあるのだろうか。自民党の対抗軸になっていない野党の一部からは「石破新党」の期待も寄せられている。

 

「石破氏は一度自民党を離党していますが、そのことを後悔していますから、新党結成はないでしょう。しかし、石破氏が中心になり、林芳正氏、岩屋毅氏、森山裕氏など『穏健保守』と呼ばれる党内の面々が一定のかたまりになる可能性はあります。そうなると、2027年10月の自民党総裁選の行方もわからなくなりますね」と伊藤氏。

 

 鈴木氏も、総裁選に向けての動きに関心を寄せる。

 

「石破氏は『首相在任中、やるべきことができなかった』という悔しさは確かに持っていますが、『自分がもう一度、首相を狙う』という気持ちはないでしょう。

 

 それよりも、来年の総裁選に挑む林氏は、石破氏の政策の1丁目1番地である地方創生に熱心です。林氏は元参院議員で、参院の自民党幹事長を外された石井準一氏とは親和性があります。

 

 また、食品の消費減税に反対して政府税調をやめた小渕優子衆院議員とも、財政再建などの考えは近い。石破氏も財政再建派ですから。この3人に、石破氏が加われば大きな一派になりますね」

 

 石破氏は首相退任の会見で「道半ば」「実に心残り」という言葉を残している。はたして、「次の一手」は……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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