
民主改革の会、小川淳也代表(写真・長谷川 新)
臨時国会の召集日(10月5日)を目前にした10月1日、“解体”された中道改革連合を離党した立憲民主党系衆院議員18名で結成された「民主改革の会」が、新たな党のロゴマークを発表した。
「立憲、中道のシンボルカラーでも使われた、明るく鮮やかな青色で、民主主義の英語である『democracy』の頭文字『D』がデザインされています。
同党によると『声を聴く・議論する・決める・検証する』という民主政治の循環を象徴したデザインで、『社会の変化や人々の声に応じて、民主主義を見直し、改善し、更新する姿勢』を表しているそうです」(政治担当記者)
このロゴマークが発表されると、さっそくXにはさまざまな意見が寄せられていた。《シンプルかわいい》と好感する声もあったが、多くは《そんなことしても支持率は回復しないぞ》といった否定的な意見や、中道に衆院議員を1人だけ残して、2026年の政党交付金未受領分の約12億円を受け取ることへの批判が念頭にあると思われる《こんなデザインに国民の税金使ってるのか》といった投稿もあった。
「さらには《堂々巡りのD》《泥舟のD》など、大喜利も盛んに投稿されています。マスコミ各社による9月の全国世論調査が出そろいましたが、読売新聞社が9月17日から18日におこなった調査では、同党の政党支持率が0%(0.5%以下含む)という衝撃的な結果になりました。
9月26日から27日に朝日新聞社がおこなった調査では、同党に『期待しない』が70%。9月26日から27日に毎日新聞社がおこなった調査でも、59%が『期待しない』と回答しました」(同前)
この惨憺たる状況のなか、9月28日に参院・立憲民主党の水岡俊一代表は記者会見で、「来年の統一地方選以降、しかるべき時期に衆参両方が存在する党を目指す。衆院の仲間と一緒に戦える塊になり、政権交代を目指していく体制を作っていきたい」と語ったが、はたして党勢挽回はかなうのか。政治アナリストの伊藤惇夫氏に聞いた。
「挽回策……あれば私が聞きたいぐらいです(苦笑)。
民主改革の会は、政党交付金のゴタゴタも含めて、ひとことで言えば自壊の道をたどっています。どん底にいるのですから、ゼロスタートで自分たちの主張を語っていくしかないでしょう。
いまの政治には『野党』がいません。国民民主党も参政党も、自民党との連立に意欲的です。健全な民主政治は、与野党の対立がベースになりますが、それが消えかけている危機的な状況です。
その大きな要因を作ったのは中道、民主改革の会ですが、すべての野党議員がこの状況をなんとかしなければ、日本の民主政治が死滅することになります。自覚を持ってほしいですね」
「国会は熟議の場」と言われるが……。
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