亡くなった女性が女性が倒れていたスナック近くの住宅地(写真・梅基展央)
10月4日午後9時45分ごろ、茨城県大洗町のスナックで、女性客が刺される事件が発生した。茨城県警水戸署は同日、住居、職業不詳の内山公太郎容疑者を傷害容疑で緊急逮捕している。
同署の発表によると、内山容疑者は、店にいた知人の女性会社員の腹部を刃渡り約2cmの枝切りばさみで突き刺し、けがを負わせた疑いがある。刺された女性の命に別条はない。内山容疑者は店で酒を飲んでいたとみられ、店内はコップやビンが割られるなど荒れていたという。
一方、店の外では、オーナーとみられる72歳の女性が首や背中などに傷を負って倒れているのが見つかった。女性は病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。事件当時、店内には3人しかいなかったとみられており、同署は内山容疑者が女性の死亡にも関与しているとみて、詳しく調べている。
現場となったのは、住宅街の一角にあるスナックだ。事件当日の様子について、近所の住民はこう語る。
「夜の10時くらいにサイレンが聞こえ、家の外に出て見るとパトカーが7、8台いて、大騒ぎでした。この辺は住宅街で、いつもは静かなのでびっくりしました」
長年、この地域にある店だったようで、別の近隣住民は「行ったことはないですが、かなり昔からあるお店です」という。また、実際に店を利用したことがあるという別の人物は、店内の様子をこう振り返る。
「1年ほど前に、友人たちと訪れたことがあります。いわゆるカラオケスナックですよ。女の子がたくさんいるわけでなく、ママさんがひとりで切り盛りしていた記憶があります。店の雰囲気も悪くなかったですね、トラブルなどは聞いたことがありません」
内山容疑者は、調べに対し黙秘しているという。警察による全容解明が待たれる。
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