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簗和生氏「予算削った」で身内からも辞任論…農水相「トラブル多すぎ」問題の原因を専門家に聞く、2007年には4カ月で3人交代

社会・政治 記事投稿日:2026.10.08 16:38 最終更新日:2026.10.08 16:38

簗和生氏「予算削った」で身内からも辞任論…農水相「トラブル多すぎ」問題の原因を専門家に聞く、2007年には4カ月で3人交代

簗和生農水相(写真・長谷川新)

 

「議員辞職にも値する失言。大臣辞任は避けられないでしょう。党内でもこうした意見が多いですね」

 

 ある自民党議員は、2026年2月の衆院選で、自身を応援しなかった首長の自治体の「予算を削った」と発言した簗和生農林水産大臣に対して、厳しい見方を示した。

 

 そうしたなか、永田町では与野党問わず「また、農水相か」と嘆息する声が聞こえてくる。

 

「というのも、失言やカネの問題などで辞職や交代する大臣は、農水相がとても多いんです。第1次安倍政権では、2007年5月から9月までのおよそ4カ月で、大臣が3人も変わっています。

 

 松岡利勝氏は国負担の事務所光熱費を経費計上。『ナントカ還元水(を使った)』と説明して紛糾、在任中に自死しました。交代した赤城徳彦氏は、政治資金の虚偽記載問題が発覚して辞任。記者会見では目の上に絆創膏を貼って話題になりました。

 

 赤城氏の後任の遠藤武彦氏は、自身が組合長を務める農業共済組合が国から不正に補助金を受けていたことが明らかになり、在任わずか8日で辞職しています」(政治担当記者)

 

 その後も、2008年に太田誠一氏が、汚染された事故米を民間業者が不正転売した問題や自身の失言で辞任。2015年には西川公也氏が不適切献金問題、2023年には宮下一郎氏がパーティー収入の不記載問題、2025年には江藤拓氏が令和のコメ騒動を受けて『コメは買ったことがない』と発言して辞任している。

 

「辞任には至らないまでも、2002年には武部勤氏がBSE(牛海綿状脳症)発生時に『感染源の究明がそんなに大きな問題か』と発言して、不信任決議案や問責決議案が提出されました(いずれも否決)。

 

 また、2018年10月に就任した吉川貴盛氏は、在任中に鶏卵大手から500万円を受け取り、辞任後に起訴され有罪が確定しています。こうしたことから『政権にとって農水相は鬼門』と言われるようになりました」(前出・政治担当記者)

 

 なぜ農水相は辞任が多いのか。霞ヶ関事情に詳しい、政治ジャーナリストの宮崎信行氏に聞いた。

 

「歴代の農水相は、コメどころなどを地盤にする農政の専門家が任命されてきました。そのため、農政に対する自負が強いんです。

 

 しかし、外務省や財務省に比べてやや地味な役所という印象があることから、『(自身を)大きく見せたい』という心理が働き、言葉がすぎて失言につながるのではないかと感じています。

 

 また、補助金事業も多いので、企業との癒着が生まれやすい土壌であることも否めません」

 

 問題になった簗氏の発言も、そんな一端が垣間見えているのかもしれない。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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