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「予算カット」発言の簗農水相、3連休は“雲隠れ”豪雨被害も視察できず、識者も「なぜいまもって辞任していないのか」

社会・政治 記事投稿日:2026.10.13 20:23 最終更新日:2026.10.13 20:23

「予算カット」発言の簗農水相、3連休は“雲隠れ”豪雨被害も視察できず、識者も「なぜいまもって辞任していないのか」

簗和生農水相(写真・長谷川 新)

 

 10月13日、衆院予算委員会が始まった。

 

 今臨時国会は、食料品の消費税減税と新たな給付制度、それにともなう規模と財源がおもな議論のテーマになるはずだったが、簗(やな)和生農林水産相の「道路予算カット」発言が明らかになり、様相は一変。“簗氏追及国会”となってしまった。

 

 そうしたなか、10月10日から12日の3連休中、簗氏が表舞台から姿を消していたことが話題になっている。

 

「簗氏は就任直後から、8月に甚大な豪雨災害を受けた千葉県を訪問して、農作物の被害状況を視察し、農家のみなさんからヒアリングをおこなう予定を組んでいました。しかし、問題発言の対応に追われて実現できず、『この3連休に千葉入りするのではないか』と見られていたんです。しかし、それもできませんでした。

 

 一部の自民党議員からは『記者に囲まれ、揚げ足を取られるような発言をしたらたまらない』と心配した官邸が、ストップをかけたと伝わってきます。そのためここ数日、簗氏の行動がわからなくなっていました」(政治担当記者)

 

 13日は、朝の閣議に出席。閣議後の記者会見でも釈明と謝罪をしたが、午前の質疑では、“身内”の自民党、田村憲久元厚生労働相が「選挙に負けた地域だから、首長が応援してくれなかったから、といって予算を削減するということを、政治家がするということは信じられない。ありえない話だ」と厳しく迫り、簗氏はここでも謝罪と釈明に追われた。

 

 この先、簗氏は大臣の職を辞するのか、それとも続投するのか。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「なぜ、いまもって辞任していないのか、というのが実感です」とあきれながら続ける。

 

「私怨で予算をカットする、という簗氏の発言は、民主主義の破壊につながります。簗氏に圧力をかけられたか、かけられなかったかについては、国土交通省も隠しますから、(真相が)明らかになることはないでしょう。しかし、予算が固まっていない2月の総選挙直後の段階で、簗氏が国交省に対して、2つの自治体限定で質問をしたら、それは永田町の感覚でいえば“圧力”です。

 

 高市首相は自分の過ちを認めない方ですから、今回も、自らの任命責任を果たす気持ちはないようです。しかし、このまま簗氏を続投させたら、世論の支持率にも変化が出て、やがてこれが『蟻の一穴』になり、“高市一強”が崩れる可能性もあります」

 

 こうしたことから伊藤氏は「参院で問責決議案が可決されそうになったら、簗氏が自発的に大臣を辞任するかもしれません」と指摘する。

 

 国会の混乱は、しばらく続きそうだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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