
10月14日、予算委員会に出席した高市早苗首相(写真・長谷川 新)
10月14日の衆議院予算委員会でおこなわれた、参政党の吉川里奈衆院議員と高市早苗首相のやり取りにSNS上でツッコミが入っている。
吉川氏は大阪府立大学看護学部を卒業し、看護師・保健師免許を取得。大阪市立大学医学部附属病院に8年間勤務したあと、美容医療業界に転身した経歴を持っている。
質問に立った吉川氏は美容医療の質問に入る前に高市氏にこう質問を投げかけた。
「本年9月より配信が開始した『ダウンタイム』といったですね、この配信Netflixであるんですけれども、総理これはご覧になられたでしょうか?」
これに対し高市氏は「すいません。あのう拝見しておりません。いま録画してる『VIVANT』も(笑いが起きる)年末とお正月になんとかまとめ観できたらいいなと思っておりまして、ちょっと時間の都合でまったく拝見できてません」と答弁。
吉川氏は「ぜひですね、観ていただきたいと思うんですが、これですね、現代の美容医療の光と影が非常にあらわになったドラマであります」と続けた。『ダウンタイム』(Netflix)は、松岡茉優と仲里依紗がダブル主演する美容整形をテーマにした配信ドラマで、『VIVANT』(TBS系)は、堺雅人の主演で、自衛隊の裏組織「別班」の活躍を描いたドラマで、現在シーズン2が放送中だ。
政治部記者が言う。
「その後、吉川氏は子どもの美容整形についてドラマの場面を取りあげ、インフルエンサーの小学生に父親が美容整形を受けさせようとしたが、医師が手術を中止したという内容を紹介。そして、実際に子どもへの美容整形手術についての体験談を掲載しているクリニックがあるとして、成長過程の子どもや健康な体にメスを入れることが必要なのか、法整備も含めて検証すべきとしました。吉川氏はその後も、このドラマについて『現代医療の美容外科の課題が浮き彫りになっているドラマ』と評していました」
X上ではこの2人のやり取りについて
《ほとほと次元が低い内容に日本の落ちぶれ度がわかる国会予算委員会での質疑応答 観てて辛い。》
《自分達がこの国の代表としての責任とか 税金を使わせてもらってるって意識がまるでない TV番組の話を国会でする必要がある?》
などのツッコミの声が相次いでいる。前出の記者が言う。
「吉川氏の質問内容全体を通せば、あまりおかしな部分はなかったと思いますが、首相にわざわざドラマを観たかと質問したことや、高市氏が聞かれてもいないのに『VIVANT』の話を持ち出したことについては、議論の本筋とは無関係なので、疑問を持たれてもおかしくないでしょう」
ドラマの話は国会外でしたほうがよさそうだ。
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