
10月13日、参院予算委員会に出席した関芳弘文科相(写真・長谷川 新)
関芳弘文部科学相が、議員会館で禁止されている政治資金パーティを開催した問題で、あらためて批判にさらされている。
旧安倍派に所属していた関氏は、自民党の派閥パーティをめぐる裏金問題で、836万円を政治資金収支報告書に記載しなかったことで、2024年4月、党から戒告処分を受けたが、2026年9月17日の高市早苗内閣の改造人事で文科相として初入閣した。
この議員会館内パーティ問題は、2026年10月9日と12日に、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が報じていた。
政治担当記者が言う。
「関氏は2020年、衆議院第1議員会館の会議室で、2024年には議員会館内にある自身の事務所で、パーティを開催していたことが報じられました。収入は2020年が242万円、2024年が81万円で、かかった費用の支出分を差し引いた利益率は、それぞれ約98%と約90%です。10月16日の参議院予算委員会で、関氏は『内規の理解不足で本当に申し訳ないことをしてしまいまして、深く反省し』などと謝罪していました。しかし、2024年のパーティについては支出8万円となっていますが、本当に開催したのか疑義が持たれています。というのも、議員会館の事務所は100平方mの広さしかありませんし、パーテーションで仕切られています。秘書らスタッフの机と椅子や、会議室にも大きな机が通常は置かれていますから、そもそもパーティを開くような部屋ではありません。パーティ券が1枚2万円とすると、40人が参加した計算になるのですが、議員らからは『あの狭さで40人の参加はあり得ない』などといぶかしむ声が続出していました」
そして、10月19日に開かれた参院予算委員会で質問に立った、共産党の山添拓議員は関氏にこう質問した。
「いま、答弁のなかで2024年の開催は、議員会館の自室の会議室という話でした。会議室で政治資金パーティっていうことで、私、ちょっとびっくりしたんですけれども、何人参加されたんですか?」
この質問に対し、関氏はこう答弁した。
「政治資金収支報告書に記載の義務のある範囲におきまして、先ほど申しあげたとおりの数字、あの収入と支出でございますので、その点につきましては、あのう、控えさせていただきたいと思います」
山添氏は「さかのぼって人数や収支、利益率、委員会の報告を求めたいと思います」と話し、有村治子委員長は「後刻、理事会で協議をいたします」と返した。
参加人数を聞かれたものの、答えなかった関氏の姿勢と、禁止された場所でのパーティ開催について、Xではあらためて批判が相次いでいる状態だ。
《常識では考えられない逸脱行為。これが日本の文科大臣ですか!》
《収支報告は出しても、頑なに参加人数明らかにしないので実態のない空パーティーを疑われて当然》
《回答を控える理由がない。議員のパーティーが国家機密に該当するわけもなく、個人的な都合で答えないなら議員を辞めるべき》
参加人数を答えられない理由でもあるのだろうか。
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