
10月19日の参院予算委員会でいのちの党の奥田ふみよ議員の質疑に答弁する高市早苗首相(写真・長谷川 新)
日本維新の会の石井めぐみ参院議員が国会中に“爪の手入れ”をしている様子の動画がSNS上で拡散され、批判が殺到している。
石井議員は茨城県・取手市議会議員5期中に市議を辞職し、2025年の参院選に維新の公認候補として立候補し、初当選を果たしている。父親は元参院議員の石井章氏。
石井氏が“爪の手入れ”をしていたのは、10月19日の参院予算委員会で、いのちの党の奥田ふみよ議員が被災者支援に関する質問中のことだった。拡散された動画では、奥田氏の斜め後方に座っている石井氏が、右手小指の爪の間に挟まったものを取り除く様子が約20数秒間にわたり、映っていた。
石井氏は自身が“爪の手入れ”をする動画を貼り付け、批判するポストを引用し、10月25日夜、自身のXで《「爪女」と呼ばれているようですが、私は爪の長さやネイルで政治家の仕事が決まるとは思っていません。女性が女性らしくおしゃれを楽しむことと、責任を持って仕事をすることは、何も矛盾しません。政治家として問われるべきは、外見ではなく、何を考え、何を行動し、どんな結果を出したかではないでしょうか》などと反論した。
しかし、この反論には維新を支持しているという投稿者からは《あの姿にはガッカリだし、この開き直りも「それは違う」と思いますよ》という声が出ていた。
政治担当記者が言う。
「石井氏は『それは違う』と指摘したポストに対し、26日深夜すぎにXで、《今回の論点は、国会中にネイルのお手入れをしていたかどうか、ということですよね。爪に何か挟まって気になっていただけかもしれませんし、あの一瞬の映像だけで「ネイルのお手入れをしていた」と決めつけるのは、いかがなものでしょうか。》などと返信しました。しかし、この返信がさらに批判を呼ぶことになったようです」
石井氏の釈明にはX上で
《かもしれないとは?ご自分の事ではないのですか?意味不明な返しで有耶無耶に誤魔化そうとしてるの見え見えでさらにびっくりします。》
《一般の社会人ですら、人が話している最中に爪をほじったりしません。ましてや職務中ですよね?》
などと批判が相次いでいる。
また、石井氏の父である石井章氏が勤務実態のない公設秘書を届け出し、国から秘書給与を詐取した詐欺罪で2025年に起訴された過去にも注目が集まっている。
石井氏の騒動について、茨城県のある市議が言う。
「石井さんはどちらかというと、会議中はおとなしくて、飲み会になると元気になるタイプですね。取手市議会で副議長を務めていましたが、国会議員になった際には地元政界では『彼女に国会議員が務まるのだろうか』と懸念する声も出ていました。
まあ、市議会でも本会議や委員会で爪を手入れする議員はいないですけどね。『集中力が足りなかった。申し訳ない』って謝っていれば済むような話だと思いますけど……」
その後石井氏は26日午後、《「爪女」と呼ばれているようですが》とつづったポストを削除し、《このたび、国会審議中の私の行動により、皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことについて、心より深くお詫び申し上げます。事実関係としては、爪の間に異物が入り、痛みがあったため、ボールペンで取り除いたという次第です。ネイル等の爪の手入れ等を行っていたわけではない点について、ご理解を賜れば幸いです》などと改めて謝罪のポストをXに投稿した。
有権者の代表として、国会中は議論に集中してもらいたいものだ。
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