
10月19日の参院予算委員会でいのちの党の奥田ふみよ議員の質疑に答弁する高市早苗首相(写真・長谷川 新)
《事実関係としては、爪の間に異物が入り、痛みがあったため、ボールペンで取り除いたという次第です》
10月26日、日本維新の会に所属する石井めぐみ参院議員が、自身のXに釈明のコメントを投稿した。石井議員は、なぜこのような投稿をしたのか。
「ことの発端は、10月19日の参院予算委員会です。いのちの党に所属する奥田芙美代議員の質疑中、後方の席に座っていた石井議員が手の指の爪を気にして、何かで触る様子が映されました。これにSNS上で『審議中にネイルをしている』という見方が広がり、『爪女』とまでいわれてしまったのです」(政治担当記者)
石井議員は、SNSに批判が集中したことから、26日の深夜に《「爪女」と呼ばれているようですが》と戦闘モードになり、《女性が自分らしくおしゃれを楽しむことと、責任を持って仕事をすることは、何も矛盾しません。政治家として問われるべきは、外見ではなく、何を考え、何を行動し、どんな結果を出したかではないでしょうか》と反論。しかし《爪の長さやネイルで政治家の仕事が決まるとは思っていません》など、問題視されていることに対する回答がトンチンカンだったこともあり、大炎上することになった(現在、投稿は削除)。
その流れで石井議員は26日、再度の投稿。《国会審議中の私の行動により、皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことについて、心より深くお詫び申し上げます》と謝罪したのち、冒頭の釈明をつづって沈静化を図ったが、ツッコミと炎上はさらに激しさを増してしまった。
「2回めの投稿に、1回めの投稿と矛盾する点を指摘されているんです。たとえば、1回めの投稿で《自分らしくおしゃれを楽しむ》と表現しながら、2回めの投稿では《爪の間に異物が入り》と変わっています。これに対する反応がとても大きく、Xには《元々ズレてる発言でしたが更に言ってる内容が変わりましたね》など、批判の投稿が殺到することになりました」(永田町関係者)
そして石井議員の“爪女騒動”のコメントが、父親である石井章氏のズレっぷりと重ね合わせる声が出ているのだ。
「章氏も、日本維新の会に所属していた参院議員です。しかし、勤務実態のない公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがあるとして、2025年8月27日、地元事務所(茨城県取手市)へ東京地検特捜部が家宅捜索に入り、9月1日に議員辞職しました。辞職前には、日本維新の会から除名処分を受けています」(社会部記者)
その章氏にはこんなエピソードも。
「国会議員になってからは、世間とズレた問題発言もありました。2022年5月15日、栃木県日光市で参院栃木選挙区の立候補予定者の事務所開きがありましたが、応援に訪れた章氏は『(選挙区から)5人、女性が出る。年齢が若く、顔で選んでくれればいちばんを取るのは決まっている』と発言し、問題視されました。後に謝罪、撤回しています。発言や投稿の影響に考えが及ばないのは、親子ともども……なのでしょうか」(前出・永田町関係者)
石井議員は投稿の最後に、《国会議員としての自覚と責任を改めて深く胸に刻み、今後は自身の行動と言動を厳しく律するとともに、誠心誠意努めてまいる所存です》とつづった。この思いが、ズレないことを願いたい。
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