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退職金とともに雲隠れ「日大アメフト」内田前監督を直撃【動画あり】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.07.08 15:00 最終更新日:2018.07.08 15:00
世間を騒がせた「日大アメフト問題」。当事者の内田正人日大アメフト部前監督(62)は、1カ月以上も姿をくらましたままだった。
5月23日の会見は、内田氏が選手へ「危険タックル」の指示を否定したため紛糾した。その後、内田氏の居所について「日大病院に入院」「高級ホテルに潜伏」など情報が錯綜し、雲隠れ状態となっていた。
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当事者不在のなか、新たな展開が起きたのは6月29日。
第三者委員会が中間報告で内田氏の「悪質プレー指示」の認定を発表したためだ。
翌日の6月30日、本誌が内田氏の自宅へと向かったところ、雲隠れをしていた内田氏が姿を現わした――。
午後7時、内田氏は高級外車を運転し一人で帰宅。
内田氏は記者を見るなり「やめてくんないか」とか細い声で呟いた。続けて「認定」に対する見解を尋ねようとした瞬間、内田氏の妻が突然、玄関から飛び出してきた。
記者に向かってタックルを思わせる行動に出た内田氏の妻。記者が持つビデオカメラを振り払おうと、何度も詰め寄る。それを見て、内田氏は「やめろ、やめろ」と妻に “指示”。2人は記者の問いかけには答えず、家の中へと消えていった。
7月下旬に、第三者委員会は最終報告を発表する予定だ。ある日大理事会関係者が、田中英壽理事長(71)に寵愛されている内田氏の今後を語る。
「大学内の職はもちろん、株式会社『日本大学事業部』の取締役も辞任した。だが、その際に多額の退職金を手にしているので、生活には困らないだろう。田中理事長の影響力が及ぶ会社への出向や再雇用もありうる」
辞任もただの隠れ蓑となってしまうのか。
(週刊FLASH 2018年7月24、31日号)