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麻原彰晃ついに死刑!遺体の引き取り手が決まらない社会・政治 2018.07.11

麻原彰晃ついに死刑!遺体の引き取り手が決まらない

 

「安倍首相が総裁三選を決め、10月ごろに執行するのではないかとみていた。2019年は御代替わりの年で行事も重なる。だから、年内に執行するはずだと。だが、まさか、国会会期中に執行するとは、異例のタイミングだった」(警視庁関係者)

 

 オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫(63)の死刑が執行された。

 

 

 一連の事件での死刑囚は13人。今回麻原とともに執行されたのが、早川紀代秀(68)、井上嘉浩(48)、新実智光(54)、土谷正実(53)、遠藤誠一(58)、中川智正(55)の6人だ。残る6人も近く死刑を執行される見込み。

 

 麻原の四女、聡香さん(仮名、20代)は、教祖の最後の姿を見ていた一人だ。2010年3月の本誌のインタビューで、彼女は父親である麻原との面会の様子をこう話していた。

 

「一昨年(2008年)の6月に面会したとき、父が半袖を着ていたので、寒くないですかと聞いたんです。すると、『今日は結構寒いね』って。

 

 話が通じたので、ええって驚きましたよ。あと、父と母の関係について、私はまだ若いから男女の複雑さについてはよくわからないと言ったら、『そうだね、本当に』って答えが返ってきたりしましたね」

 

 その後、聡香さんは2017年11月に会見を開き、「育ててもらった恩はない」と語っている。

 

 麻原の判決公判を傍聴したノンフィクション作家の森達也氏はこう話す。

 

「判決が下されるとき、麻原は同じ動作を繰り返していた。当時は詐病の可能性もあると思ったが、実際は拘禁障害になっていた。麻原には受刑能力はなかっただろう。まだオウム事件の動機は解明できておらず、この段階での死刑執行はすべきではなかった」

 

 死刑執行された幹部らの遺体はどうなるのか。ある公安関係者はこう明かした。

 

「新実は、妻が大阪拘置所に引き取りに来る。井上も家族が引き取りに来る予定だが、マスコミがいて嫌がっている。早川も親族が引き取りに来る予定。肝心の麻原の遺体を誰が引き取るのか、現段階でははっきりしていない」

 

 麻原は、自身の遺体の引き取り先を四女に指定していたとされるが、聡香さんは今すぐの引き取りを望んでいない。一方、妻や三女は引き渡しを求める要求書を上川陽子法相らに提出している。遺骨は当面、東京拘置所で預かるようだ。

 

 オウム真理教は、現在「アレフ」と、そこから分派した「山田らの集団」、上祐史浩氏が率いる「ひかりの輪」に分かれた。

 

 死刑が執行された7月6日、この3つの団体に公安調査庁の調査官が立入り検査に入った。

 

「3団体とも一部施設では、呼びかけに応じない場面もあった。信者が後追い自殺する可能性があり、警戒を続けている」(前出・公安関係者)

 

 戦後最悪の凶悪犯罪を首謀した麻原。いまだ帰依する残党が蠢く。

 

(週刊FLASH 2018年7月24・31日合併号)

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