社会・政治
高円宮家・絢子さまご婚約で「皇族の自由恋愛」に赤信号
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.07.20 20:00 最終更新日:2018.07.20 20:00
「両家のお母様がもともとお知り合いで、高円宮妃久子殿下がお相手の守谷さんをお気に入りになり、昨年12月、絢子女王殿下にご紹介されました。今回のご婚約は、事実上のお見合いなのです」(皇室研究家の高森明勅氏)
6月26日、宮内庁は高円宮家の三女・絢子さま(27)のご婚約を発表した。お相手は、会社員の守谷慧さん(32)。慶應義塾大学文学部を2009年に卒業し、同年から日本郵船に勤務する。食事会で同席したことのある女性は、守谷さんの印象をこう話す。
「趣味のダイビングの話を、楽しそうにされていたのを覚えています。年齢よりも大人っぽく、落ち着いていらした。後輩や同期から慕われる、責任感のありそうなタイプだと感じました」
慧さんの父・治さんは元経済産業省の官僚。治さんは高円宮妃久子さまがケンブリッジ大学在学中に知り合っており、慧さんの母・季美枝さんと久子さまは、季美枝さんが専務理事を務めたNPO法人「国境なき子どもたち」を通じて交流を重ねてきた。冒頭の高森氏が言うように、“お見合い結婚”といえる。
一方、自由恋愛を経て2017年11月に挙式を予定していた秋篠宮家の長女・眞子さま(26)と小室圭さん(26)のご結婚は、2020年まで延期され、見通しが立っていない。
それどころか、8月から3年間、アメリカのフォーダム大学に留学することになった小室さんが、同大サイトに「プリンセスの婚約者」と書かれたことに宮内庁が抗議。「小室圭氏は眞子さまのフィアンセではない」と発表した。
前出・高森氏は女性皇族への影響を憂慮する。
「絢子女王が “お見合い型” で順調にご結婚されることと、 “自由恋愛” の眞子内親王殿下がやや足踏みされておられることとが、対比的に扱われてしまいます。自由恋愛ではダメなんだという空気が強くなると、息苦しく感じられる女性皇族の方々が出てきてしまうのでは、と心配です」
絢子さま以外に、未婚の女性皇族は眞子さまを含めて6名いる。皇室担当記者が語る。
「秋篠宮殿下ご夫妻は、恋愛結婚をされていますし、恋愛結婚そのものには反対ではありません。しかし、紀子さまは眞子さまに『目を覚まして』と思われていることでしょう。『相手をよく見ましょうね』と」
(週刊FLASH 2018年7月17日号)