社会・政治
セクハラ辞任した「財務省のトップ」公園で読んでいた本は…
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.08.06 20:00 最終更新日:2018.08.06 20:00
<キスしたい><胸触っていい?>などとテレビ朝日報道局の女性記者にセクハラ発言を浴びせ、辞任、退官に追い込まれた福田淳一前財務事務次官。
退官して2カ月ほどたった6月某日の夕方、サングラス姿で自宅から車で出かけた。自宅近くの公園に向かうと、愛犬・クッキーを抱え、ベンチに座って読書を始めた。本誌記者が近況を尋ねた。
ーーいかがお過ごしですか?
「話をすることはない。何もない。それじゃ」
ーーなんの本を読んでいる?
「(隠すように)いいじゃない」
目を凝らして表紙を見ると、『改訂 紛争類型別の要件事実』(法曹会刊)とある。民事訴訟実務についての本だ。東大法学部在学中に司法試験に合格している福田氏。
「セクハラ問題で処分されたから、民間企業への再就職は難しい。だが、法律事務所などの顧問ならば引く手あまただろう」(法律事務所関係者)
静かにセカンドライフの夢を描いていた。
(週刊FLASH 2018年7月24・31日合併号)