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塾長が逮捕された「ナンパ塾」マル秘テキストの呆れた中身

社会・政治 投稿日:2018.09.15 06:00FLASH編集部

塾長が逮捕された「ナンパ塾」マル秘テキストの呆れた中身

 

 9月10日、「最強のナンパ塾」を自称していた「リアルナンパアカデミー」(以下、RNA)の塾長・渡部泰介容疑者(42)ら2人が逮捕された。


 
 今年5月には、受講生だった元東京メトロ社員ら2人が逮捕されており、RNAからの逮捕者は計4人に。いずれも容疑は、酩酊状態の女性に性的暴行を加えたことだ。

 

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 本誌は、RNAの受講テキストを入手した。
 たとえば、メールのやり取りも血液型によって異なると指南する。

 

《A型の場合
 慎重な傾向が強いので、時間をかけ情報共有を多く行うこと。電話やメールを多用したほうが得策です。電話は出ないけどメールの返信はある傾向が、その他の血液型に比較して高いタイプです》

 

 以下、B型は《メールの内容等も一番気をつかわなくて大丈夫なタイプ》、O型は《律儀な側面が一番強い血液型なので、電話も出ますしメールも返信率が高い》、AB型は《頻繁な連絡はせず基本は放置にするのが得策》といった具合。

 

 この受講テキストは全部で約400ページに及ぶ。通常コースの受講料は5万4800円だが、渡部容疑者からマンツーマン指導が受けられるRNA「スペシャルコース」は、なんと受講料29万8000円だ。

 

 受講者は100人ほどで、大手企業の社員や医者も数多くいたという。
 テキストにはこんな記述もある。

 

《帰るという女の子に対しては、
・帰って何をするのかを聞き出す
・帰ってしなければならないことが特にないなら、遊んだ方が楽しい
 という切り口で攻めましょう》

 

《女の子「カラオケはちょっと。。個室だし」
 ナンパ師『○○○(カラオケ店の名前)なら防犯カメラあるし、変なことできないし、○○○なら大丈夫でしょ?」
※○○○は本当は防犯カメラがありませんが、ありそうなイメージがあるので使えます》

 

 RNAは塾内で、「即」というナンパした流れでそのままセックスに持ち込んだ数を争っていた。実際、渡部容疑者らの手口は、女性を飲食店などの個室やRNAが所有していた「ハウス」という部屋に連れ込み、罰ゲームと称して、酒を飲ませ酩酊させるものだった。

 

「ハウス」は、受講生が3時間3000円で利用していたという。以前、本誌の取材に渡部容疑者は「ハウスは、基本的にルールが守れてトラブルを起こさない、僕が許可した受講生にしか使わせていません」と語っていたが、こうした「ヤリ部屋」があること自体、普通ではないだろう。

 

 ナンパ塾の実態は、単なる暴行魔の集まりという、おそまつな結果だった。

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