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日産の独裁者ゴーンを苦しめる、寒すぎる拘置所生活社会・政治 2018.11.26

写真・Laurent Campus

 

「首切り魔」として約2万人を解雇し、日産を再生させた一方で、会社のカネで贅沢の限りを尽くしていた、前日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)は今、拘置所生活を送っている。

 

「東京拘置所に入るときは、まず身体検査をやられる。下着も全部脱いで裸になって、ケツの穴も自分で開いて見せなくちゃいけない。それは屈辱だったと思うよ」

 

 こう話すのは、現在東京拘置所に勾留中の暴力団関係者。

 

 

 東京地検特捜部によるゴーン容疑者の電撃逮捕。収監されている東京拘置所内の様子は一変したという。

 

「ゴーンの調べがあるということで、われわれの調べは早い時間で切り上げられた。ゴーンは拘置所の職員に、特にわがままなことは言ってないという。職員の指示には素直に応じて、横暴ぶりは発揮してないと聞くよ」(同前)

 

 ただ、舎房内は暖房がない。かなり寒い思いをしていることだろう。

 

「逮捕翌日に、歯ブラシなどの日用品を差し入れた人はいたようです。一応下着や舎房着は支給されますが、それだけだと寒い。暖かい服を持参しているならいいですけどね」(東京拘置所関係者、以下同)。

 

 拘置所内の食事は、麦と白米がまざったご飯で、基本は日本食だ。パンなどは、売店で販売しているものを差し入れてもらわねばならない。

 

「宗教上食べられないものや、アレルギーがあった場合は申告しますが、それ以外は出されたものを食べる。ゴーンさんあての食品の差入れは、特に聞かないです」

 

自動車ジャーナリストの小沢コージ氏は、「ゴーンの変節」を目のあたりにしてきた。

 

「日本人経営者ができなかった日産の経営再建を成し遂げたゴーン氏は、1999年の来日当初は、分厚いメガネをかけていた。それが10年ほど前にレーシック手術を受け、メガネをかけなくなった。

 

 ガリ勉くんタイプから、目がつり上がって、髪の毛も増えて……。それで顔つきが変わってしまったのです。日産の社員も『何かおかしい』と話していた。前妻のリタ夫人と離婚したのもそのころです」 

 

 逮捕容疑となった約50億円の有価証券報告書の虚偽記載に加えて、未記載の報酬は総額で120億円以上にのぼるとみられている。豪邸の家賃など、会社の資金を私物化した事実が次々と判明している。

 

 しかし、ゴーン容疑者が黙って罪を認めることはなさそうだ。弁護団には元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士(63)が加わった。

 

 かつてライブドア事件や村上ファンドによるインサイダー事件などを手がけた元特捜のエースだ。

 

「大鶴弁護士は、特捜部の手の内を知っている。ゴーン容疑者が仮に有罪判決を受けた場合、10年以上の懲役が科せられる可能性もあるが、硬軟織り交ぜた戦術で、それを一桁台に減らそうと手を尽くすだろう」(法曹関係者)

 

 ほかにも元検事や国際法に詳しい弁護士らを集め、自らへのクーデターに、徹底抗戦の構えを見せている。

 

 はたしてゴーン容疑者はどうなるのか。元東京地検検事の落合洋司弁護士はこう話す。

 

「ゴーン容疑者の総資産は、2300億円以上と報じられたことがある。それだけあるなら、不正に得たおカネを返せないこともない。すでに会長職を解任されるなど、社会的制裁を受けているので、返金すれば有罪になっても執行猶予がつく可能性はある。

 

 ただ、それは金融商品取引法違反のみだった場合で、今後、脱税などの容疑が浮上すれば、実刑は免れないでしょう」

 

 長年君臨し続けた独裁者・ゴーン容疑者に対して、勝負に出た日産の西川廣人社長(65)。今後、ゴーン容疑者を特別背任や業務上横領などで告訴することを匂わせている。「ゴーンショック」は、まだ序章にすぎない。

 

(週刊FLASH 2018年12月11日号)

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