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筆談ホステス区議、立憲民主から参院選出馬情報を直撃

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.04.23 06:00 最終更新日:2019.04.23 06:00

筆談ホステス区議、立憲民主から参院選出馬情報を直撃

 

<参院選に立憲民主党から比例代表で出馬するのか> <なぜ立憲民主党なのか> <出馬の理由は?>

 

 4月18日朝、本誌記者は、ノートにこう綴って尋ねた。 

 

 ノートを見せた相手は、娘を送り、自宅に戻ってきた斉藤里恵・東京都北区区議会議員(35)だ。記者の書いた文字を見て、車の運転席の窓を下げ、スマホに文字を打ち込み、記者に見せた。

 

 

「今はまだお答えできないので、お答えできるようになりましたら、こちらからご連絡させて頂いてもよろしいでしょうか」

 

 その後、斉藤氏から記者あてにメールが届いた。「今は、何も決まっていないため、何もお答えできず、大変、申し訳ございません」と、先の答えを繰り返すばかりだった。

 

 斉藤氏といえば、1歳10カ月で完全に聴力を失ったが、地元・青森から上京し、「筆談ホステス」として銀座のクラブのナンバーワンになったことで話題になった女性だ。自身の経験を綴った本はベストセラーにもなった。

 

 そんな彼女は、2015年の北区区議会議員選に出馬し、トップ当選。今回の区議会選には立候補していなかったが、その理由は、7月の参院選に立憲民主党の候補者として出馬するからだというのである。

 

「障がい者への支援施策など、区内での実績は多い。国政への意欲は以前から示していた」(区政関係者)

 

 立憲民主党の関係者が語る。

 

「比例代表での出馬になるようだ。知名度はあるし、有力な候補になる。発表前だし、当然本人は明かせないだろう」

 

 立憲民主党本部に、斉藤氏の出馬について聞くと、「現時点ではお答えできません」とのこと。立憲率いる会派は、現在衆参ともに野党第一勢力。参院選での勢力拡大が永田町で注目されている。 

 

「立憲は、統一地方選と参院選で女性候補者4割を掲げています。ですが、統一地方選では3割以下だった。参院選で、目玉となる女性の候補者が出てくるのではと、自公も警戒しています」(政治部記者)

 

 銀座と北区でナンバーワン。永田町でも、トップを目指すのか。

 


(週刊FLASH 2019年5月7・14・21日合併号)

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