【政治家たちの英語力】
《90点》
●小泉進次郎
関東学院大学→コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。自身が研究員だった米シンクタンク・CSISで、2019年5月に英語で講演
《88点》
●河野太郎・外務大臣
慶應大中退→ジョージタウン大学卒。ジョージタウン大時代に、米議員のインターンを経験。米メディアの取材にも英語で対応
《75点》
●安倍晋三・総理大臣
成蹊大卒→南カリフォルニア大留学。神戸製鋼所に在籍したサラリーマン時代には、ニューヨークで勤務。IOC総会では東京五輪プレゼン演説を英語でしている
《70点》
●岸田文雄・自民党政調会長(帰国子女)
小学校低学年まで米パブリックスクールに通っていた。外務大臣時代の2015年1月、国際シンポジウムで英語演説
====以上、合格ライン====
《50点》
●加藤勝信・自民党総務会長
東大卒で、コロンビア大学ビジネススクールで講演。発音は完全な “日本人英語”
●茂木敏充・経済財政政策担当大臣
東大卒→米国・ハーバード大学ケネディ行政大学院で行政学修士取得した超エリート。しかし、発音は加藤氏と同じく “日本人英語”
《10点》
●野田聖子
高校時代に米留学。上智大学外国語学部時代は英語漬け。会見では冒頭だけ英語で挨拶。基本は日本語
●石破茂
英語は理解できるが、英語力は未知数。会見では冒頭だけ英語で挨拶。基本は日本語
《判定不能》
●菅義偉・官房長官
法政大卒。外国特派員協会での会見はすべて日本語。2019年5月の訪米時も、日本語だけ。政界引退後、フィリピンへの語学留学が夢
けびん・くろーん
1961年、シカゴ生まれ。世界各国の政財界に人脈を持つコメンテーター。著書に『英語リッチと英語プア』、『ケビン・クローンの空爆式ディベート革命』など
(週刊FLASH 2019年8月13日号)