社会・政治
滝クリに議員の妻たちが忠告「私なら夫に育休は取らせない」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.10.13 06:00 最終更新日:2019.10.13 06:00
一方、無所属の柿沢未途衆院議員(48・東京区)の妻・幸絵さんは、夫が長年築き上げた後援会の基礎票に加え、女性層の支持獲得に奮闘している。
「政治家は、人間の一生に関わる仕事。小選挙区制の導入後は、政治活動はもちろん、議員の人柄、生き方が問われるようになってきていることを感じます」
東京都出身の幸絵さんは、専門学校を卒業後に社会人となったが、26歳で早稲田大学に進み、政治に目覚めて、松下政経塾で学んだ才媛。自身も、2005年の都議会議員選挙で初当選。3期12年の都議生活を送った。
義父は、羽田孜内閣で外務大臣を務めた故・柿沢弘治氏。幸絵さんが “名家” に嫁いだのは7年前。夫・柿沢氏が2度めの当選を果たした2005年の都議選で、同じ会派に所属したことがきっかけだった。
「未途さんが政調会長、私は副政調会長を務めました。いわゆる “職場恋愛” ですね」
入籍翌日の2012年12月4日、夫・柿沢氏の衆議院選挙の届け出をすませ、出陣式に夫婦で臨んだ。幸絵さんは、都議2期めの2012年から5年間、代議士の妻と二足の草鞋を履くことに。
「二世議員は、『地盤を引き継ぐことができるから有利だ』と思われがちですが、小選挙区制は風向き次第で、選挙結果が大きく変わるのが最近の特徴。
そのため日ごろから地元の意見を伺ったり、後援会とのつき合いも重要になってきます。柿沢は地元での会合には、時間の許す限り顔を出すようにしています。スケジュールが厳しいときは、私が代理で出席しています」
滝クリは、自身のインスタグラムで「『政治家の妻はこうあるべき』という形にとらわれず、私らしくありのままの生き方、スタイルを尊重してくれる」とのろけたが……。
「代議士の妻として、活動をしなくてもかまいませんが……。ただ、地元に密着して、議員本人が収集できない情報を得るための、人づき合いをしておくことは必要かもしれませんね」
小泉議員の育休発言については、手厳しい意見。
「議員は会社員ではなく、24時間態勢で対応する仕事。困っている人を前に、育休を理由にすることは私にはできない。
議員は夢を与える仕事でもありますし、進次郎さんには多くの人が期待しているので、育休によってアクセスできなくなるのは残念だと思います」
滝クリに代議士の妻としての自覚はあるのか。その覚悟が問われる。
(週刊FLASH 2019年10月15日号)