社会・政治
令和の名前がついた「橋」と「駅」お客は増えた?
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.10.19 06:00 最終更新日:2019.10.19 06:00
国道の橋として全国で初めて名前に「令和」を冠して、5月26日に開通したのが、滋賀県大津市の「瀬田川令和大橋」。
「この9月には橋を渡った先にバイパスが開通して、三重県方面に行きやすくなりました」(滋賀県庁道路課・石黒達也さん)
新名所として話題かと思いきや「交通量は、増えた気がしますが、わざわざ橋を見に来る人はいませんね」(地元旅館の女将さん)とのこと。
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じつは橋の近くには、戸田恵梨香主演で放送中の朝ドラ『スカーレット』の舞台となる信楽町が。話題沸騰までもう少しだ。
一方、令和初の新駅となったのが、福岡県の平成筑豊鉄道「令和コスタ行橋駅」(無人駅)。変わった駅名だが、「コスタ」とは、地元の大手商業施設の名称だ。
「もともと、大手商業施設『コスタ行橋』の裏に線路が走っていたのですが、隣の両駅からは歩くと距離があるため、数年前から駅の新設が望まれていたんです」(平成筑豊鉄道 営業企画課・波多野淳一さん)
デザイン監修は、観光列車を多数手がける水戸岡鋭治氏。駅に使用された地元の檜や杉でつくられた「記念切符セット」は、開業初日に完売。鉄道マニアの名所となる日も近い。
(週刊FLASH 2019年10月22・29日号)