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ここまでひどい首里城…「炎上前」と「炎上後」を写真で検証
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.11.07 21:17 最終更新日:2019.11.07 21:39
10月31日に発生した沖縄・首里城の火災から1週間。11月6日には、首里城を管理する「沖縄美ら島財団」などが合同説明会を開いた。
火災のはっきりした原因は、まだわかっていないという。那覇市消防局は「現在、消防では電気系統の原因が有力と考えているが、その他のあらゆる可能性を含めて調査を行っている」としている。
配布された資料によると、正殿は木造のため全焼してしまったが、御庭にあった石造の龍柱や階段、基壇などは残ったという。南殿でも、ガラスケースによっておおわれていた展示品の一部が、焼失を免れた。
また、大量の文化財を収めた南殿収蔵庫、寄満収蔵庫は奇跡的に無事だった。ただ、寄満収蔵庫は消火活動の水が入り込んでしまったため、財団は今後、文化財の状態を確認する方針だ。
財団は、首里城の各所に収められていた約1500点の収蔵品のうち、県指定有形文化財の「白澤之図」など、約1000点の収蔵品を回収した。残り約500点は、残念ながら焼失してしまった可能性が高い。被害総額は、かなりの金額にのぼりそうだ。
資料には、豪華絢爛だった首里城の姿と、11月1日に撮影された焼失後の姿が並んでいる。以下、焼失前・後の写真を一挙公開し、往時の首里城をしのびたい。
正殿
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北殿
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南殿・番所
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黄金御殿
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書院・鎖之間
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寄満
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二階御殿
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奥書院
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