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シャブで有罪「清原和博」暴力団から1500万円借金の証拠を入手

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2016.06.01 06:00 最終更新日:2016.06.01 12:37

シャブで有罪「清原和博」暴力団から1500万円借金の証拠を入手

東京地裁を出る清原を乗せた車

〈今日には明日の金額を名古屋に報告しなければいけないので宜しくお願い致します〉
〈名古屋の方からも連絡するようにと言われてます〉

 

 このメールは、覚せい剤取締法違反で逮捕され、5月31日に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原和博被告(48)と、清原の元タニマチで会社社長の山田大輔氏(44・仮名)との間で、2015年1月下旬に交わされたものだ。

 

 19年来のつき合いだった2人は、一緒に覚醒剤を使用する仲だった。山田氏はメールの内容をこう説明する。

 

「このころ、清原は薬物疑惑が報道され、仕事が激減していました。さらに、離婚が重なり、カネに詰まっていた。当時、清原は金の管理をマネージャーにまかせていましたが、清原が滞納していたいろいろな支払いをマネージャーが計算したところ、相当な額になった。

 

 妻子が出て行った自宅の売却を試みたものの、すぐには買い手が見つからない。そこで、当時所有していた高級車を担保に、“名古屋”から1500万円を借りて、支払いにあてたのです」

 

“名古屋”とは、六代目山口組の主流派組織である弘道会の関係者を指すという。弘道会本部は名古屋にある。

 

「清原は弘道会の竹内照明会長のことを『親分』と呼んでいた。別の弘道会幹部のことは『兄貴』だった」(弘道会系組員)

 

 山田氏は言う。

 

「以前から暴力団との関係があることは知っていたので、『ヤクザと関係を持つのはやめなよ』と忠告していました。だが、その忠告もむなしく、暴力団から金を借りてしまいました」

 

 本誌が入手したメールには、暴力団関係者から再三にわたって借金返済を迫られる清原が、山田氏に貸していたという500万円を早く返してほしいと頼む生々しいやり取りが記されていた。

 

 また中には、自分が覚醒剤を使用していたことを、父親に話していたという記述があった。

 

〈父親には全て話しました〉
〈自分がシャンパンを飲んだ事、会社運営危機、名古屋に借金した事です〉

 

「シャンパン」とは清原と山田氏との間で使われていた、覚醒剤を指す隠語だ。さらに〈両親に全てを話し叱られ今は感情的になっていますので…〉とのメールもある。

 

 いずれも、清原が逮捕される1年ほど前のメールだ。しかし、清原はこのメール以降も覚醒剤を使用し続けて、逮捕に至った。

 

 5月26日、本誌は大阪に住む清原の父親に、清原から覚醒剤使用の告白があったのか確認するため、直撃を試みた。だが、車で帰宅した父親はマスクで顔を隠し何も答えることはなかった。

 

 あらためて山田氏はこう話す。

 

「清原が今後、身も心もきれいにして野球界に復帰したいと言っているのであれば、暴力団関係者との関係を断つのは大前提だ。私は覚せい剤取締法違反でこれから服役する。誘惑は絶対ある。二度とクスリに手を出さないように、お互い頑張らないとダメだろう」

 

 現在は喧嘩別れしている清原と山田氏。2人は同じ敵と戦わないといけない。
(週刊FLASH 2016年6月14日号)

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