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ローマ教皇フランシスコ、バーの用心棒だった男が頂点に

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.12.03 06:00 最終更新日:2019.12.03 06:00

ローマ教皇フランシスコ、バーの用心棒だった男が頂点に

写真・ロイター/アフロ

 

 まさに、「精力的」という言葉がぴったりくる4日間だった――。11月23日に来日したローマ教皇フランシスコは、24日朝には東京から長崎へ飛び、爆心地公園で「核兵器に関するメッセージ」を伝えた後、西坂公園を訪問。さらに長崎県営野球場でもミサを実施した。

 

 同日夕方には広島へ移動し、平和記念公園で「平和のための集い」をおこなった。結局、来日中には、ミサ3回、講話5回、メッセージ2回、説教2回をこなしたのだった。

 

 

「10代のころ、アルゼンチンのバーで、用心棒やトイレ掃除をしながら大学に進学。卒業後は教師をしていたこともある、異色の教皇です。スマホでの撮影にも気軽に応じてくれるし、ロックミュージックにノリながら教えを語ったり、ユーモアにも溢れている。

 

 でも、最も感激したのは、羽田空港に降り立ったときのこと。当日は雨と強風だったにもかかわらず、傘も差さず、誰の手も借りずにタラップを下りてきた。82歳とは思えません」(11月25日、東京ドームのミサに参加した男性)

 

 東京ドームのミサには5万人強が集まり、その影響力を見せつけていた。

 


(週刊FLASH 2019年12月17日号)

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