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イチロー「国民栄誉賞」4度目の辞退に安倍首相青ざめる社会・政治 投稿日:2019.12.04 14:47

イチロー「国民栄誉賞」4度目の辞退に安倍首相青ざめる

 

 11月26日夜、首相公邸にイチロー氏(46)が姿を見せた。安倍晋三首相(65)との、2時間ほどの会食だったが、官邸詰めの記者たちの間に、一斉にざわめきが広がった。

 

「じつはその場で、安倍首相が『国民栄誉賞を受けてもらえないか』と打診したというのです」(官邸担当記者)

 

 本誌が報じた「偽造招待状問題」や、反社会的勢力の参加、ホテルニューオータニでの “前夜祭” の費用負担――。雨後の筍のように、「桜を見る会」をめぐる疑惑が噴出し、絶体絶命の状況に追い込まれつつある安倍政権。

 

 

 そんななかでの国民栄誉賞の打診になったが、そう簡単に事は運ばなかった。

 

「すげなく断わられた。イチローは小泉政権下の2001年と2004年、そして引退後の2019年3月にも打診を受けたが、固辞している。今回は仰々しい打診ではなく、総理があらためて水を向けた感じだったが、結局ダメだった」(官邸関係者)

 

 今回、イチロー氏が首相公邸を訪れた経緯について、政治部デスクはこう解説する。

 

「イチローは、オリックスの井上亮社長、三井住友銀行の高島誠頭取と一緒に訪問しました。2人からの “スペシャルゲスト” として、招かれたそうです。しかし、『桜を見る会』が政局化しているなかですから、国民栄誉賞の “私物化” と批判されても、仕方ありませんよ」

 

“4回目のNO” を、時の政権に突きつけたイチロー氏だが、長年連れ添う弓子夫人(53)に頭が上がらないからこそ、固辞してきたという。弓子夫人の友人は、こう明かす。

 

「イチローさんは、腕時計を買うにも、弓子さんの許可を取るほど。彼女は、『夫には政治から距離を取ってほしい』と昔から話しています。3月に栄誉賞の打診があったときも、弓子さんが断わるように諭した。今回も、弓子さんのOKが出なかったのでしょう」

 

 閣僚を歴任した亀井静香元衆院議員(83)は、首相の “人気取り” に、苦言を呈する。

 

「立派な人に賞を差し上げるのはいいが、そういう人(イチロー氏のような著名人)に、いまさらやらなくたってねえ。日本の伝統文化とか、地道にこつこつやってる人を探して、賞をあげたほうがいいわな」

 

 イチロー氏が訪れた翌27日の首相官邸への訪問客も、さらなる臆測を呼んだ。“キングカズ” こと、横浜FC・三浦知良(52)が、菅義偉官房長官(70)のもとを訪ねたのだ。

 

「『J1昇格を菅長官に報告したい』とクラブ側が打診したところ、官邸から『時間がある』と言われたそうです。菅長官も側近閣僚の相次ぐ辞任で、人気者にあやかりたいんでしょう」(政治部記者)

 

 官邸で菅長官との面会を終えたカズは、報道陣の取材に応じた。官邸担当記者によれば、「面会時間は予定をオーバーしていた」という。

 

 一方、今回のイチロー氏への国民栄誉賞の打診は、たんなる “人気取り” ではないと言うのは、ある自民党幹部だ。

 

「“ポスト安倍” として台頭した菅さんとも、最近はぎくしゃくするなど、総理は行き詰まってきた。早ければ来年1月に解散して、総選挙に打って出るかもしれない。

 

 だが、その前に支持率を戻さないと、解散という “伝家の宝刀” が封じられる。イチローへの “四顧の礼” も、年明けの解散を狙っての伏線といえなくもない」(自民党幹部)

 

 節操のない首相に、国民が「NO」をつきつける日も、さほど遠くないだろう。

 


(週刊FLASH 2019年12月17日号)

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