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秀吉か森蘭丸か…明智光秀「信長殺し」8人の“真犯人”

社会・政治 投稿日:2020.01.19 06:00FLASH編集部

秀吉か森蘭丸か…明智光秀「信長殺し」8人の“真犯人”

“真犯人” のひとり、森蘭丸

 

●真犯人(3)濃姫
 斎藤道三の娘で、のちに信長に嫁いだ濃姫を、『本能寺の変』の中心人物だと疑う説。『光秀と濃姫は、いとこであり、幼馴染み、さらに恋仲でもあった』という見解を前提としている。信長を含めた、この3人の “三角関係” が、変を引き起こしたとする筋立てだ。

 

「ドラマとしてはおもしろいのですが、光秀の出自自体が謎であり、濃姫と血縁関係の可能性は低い。とはいえ、血縁関係が事実なら、光秀は主君・信長と、濃姫は出世街道を走るエリート・光秀と縁戚になり……。互いに好都合です」

 

●真犯人(4)足利義昭
「信長の後ろ盾で将軍となりながら、のちに京を追放された足利義昭が、光秀を決起させた」とする説。義昭は京を追放後、毛利氏などの庇護を受けながら、反織田の有力武将と連絡を取り、打倒信長の策謀を続けていたことは、いくつもの書状などから確認されている。

 

「光秀は、義昭に仕えていた時期があり、彼の軽薄な人間性を知り尽くしていた。義昭は、『本能寺の変』のころには、すでにその価値に見切りをつけられており、仮に関与していたとしても、“黒幕” ほどの影響力はなかったとみる」

 

●真犯人(5)長宗我部元親
「目前に迫った四国征伐を回避するため、長宗我部元親が光秀と共謀した」とする説。光秀と元親は、近年再検証された「石谷家文書」により、密接に関係していたことが裏づけられている。光秀は信長を倒したあと、元親の協力を得られることを期待していた。

 

「『石谷家文書』からは、光秀と元親の深い関係を知ることができるうえに、この文書が、光秀に謀反を決意させた可能性までもある。とはいえ、『共謀の証拠』とまでは言い切れません」

 

●真犯人(6)正親町天皇
「朝廷が信長を京へおびき寄せ、光秀に襲撃させた」とする説。「本能寺の変」が起きる直前の5月、朝廷(当時は正親町天皇)は、信長に「関白」「太政大臣」「征夷大将軍」のいずれかへの就任を打診した。根底には、光秀が朝廷と築いていた、密接な人脈の存在がある。

 

「『本能寺の変』前後の状況から、光秀と朝廷で謀議することは可能。仮にそのような事実があっても、光秀が秀吉に敗れた時点で、証拠は抹消されたでしょう。否定はできませんが、実証することも不可能」

 

●真犯人(7)森蘭丸
 石原慎太郎の著書『信長記』で示された説。“信長に対する森蘭丸の愛” を主軸に描いた戯曲作品で、最終的には「信長の愛情を独占し心中するために、蘭丸が光秀をそそのかし、『本能寺の変』を起こさせた」とする。いわゆる、“BL” 的なストーリー。

 

「『本能寺の変』を大胆に推理するために、提起されたひとつ。史実としては、齟齬が生じます。ただし、蘭丸の小姓(=秘書)としての役割を再評価すると、謎解明のための新しい方向性となる可能性も秘められている」

 

●真犯人(8)イエズス会
 信長は、海外の勢力とも密接な関係を築いていたが……。「みずからを “神格化” して、あまりに大きな野望を持つ信長を、イエズス会が危険視し、光秀を唆し謀反に導いた」とする説だ。だが論拠には、資料の誤読や論理の破綻があり、否定的な意見が多い。

 

「戦国時代の日本は、スペインやポルトガルなど、南蛮国からの侵略の危機に脅えるような、不安定な国家ではありません。そのため、外国人宣教師の政治的影響力は皆無に等しく、“黒幕” などには、なりようがありません」

 


イラスト・まるはま

 

(週刊FLASH 2020年1月28日号)

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