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池上本門寺で「新型コロナの退散祈願」向こう100日の読経を…

社会・政治 投稿日:2020.03.03 16:00FLASH編集部

池上本門寺で「新型コロナの退散祈願」向こう100日の読経を…

読経しながら水垢離

 

 新型コロナウイルスの感染者がじわじわと増えるなか、立ち上がった寺がある。1282年から続く由緒ある日蓮宗のお寺・池上本門寺だ。2月21日には、「新型コロナウイルス病魔退散」と銘打ち、「疫病退散大祈願会」を開催した。聞きなれない行事名につられ、本誌記者も取材に向かった。

 

 集合は朝の10時半。まずは水行から始まった。まだまだ寒い冬空の下、白い法衣をまとった僧侶たちが、お経を唱えながらお堂から登場する。

 

 

「法要に参加できるのは、日蓮宗が毎年11月1日から2月10日までおこなう『大荒行』という修行を経た僧侶のみです」(寺の広報担当者)

 

 

 水行は、本堂前の広場でおこなわれた。道の上にゴザが敷かれ、その横に水がなみなみ入った樽と、水をすくう桶が用意されている。そこにざっと10人ほどの僧侶が並び、ふんどし一枚になって、蹲踞に似た姿勢で座り込んだ。

 

 そのまま5分ほど読経したのち、「南無妙法蓮華経」と唱えながら、僧侶たちは一斉に頭から水をかぶりだした。水の勢いがすごく、カメラに水がかかりそうで、思わず後ずさり。周囲で見守っていた参拝者たちも、距離を取っていた。

 

 水行は15分ほどで終わった。僧侶たちは再び白装束を身にまとい、お堂へ戻っていった。法要が始まるのは11時からだ。

 

 お堂には、法要をそばで聞ける畳のゾーンが設置されていた。入口にはアルコール消毒液が置かれ、マスクまで支給する徹底ぶり。「マスクのない方はおっしゃってください。ただし、数に限りがございます。マスクを持参されている方はご自身のものをお使いください」とアナウンスされていた。

 

 

 法要は11時から12時過ぎまで、およそ1時間にわたり続けられた。1時間ずっと聞き込む参拝客もいれば、冒頭だけ聞いて、「すごいもんだねえ」と言いながら帰る人も。途中、散歩途中らしい保育園児たちが、先生に連れられてのぞきに来る姿も見えた。

 

 ひとしきり祈願を終えたのち、池上本門寺のトップを務める菅野日彰貫首導師がこう話した。

 

「いま日本は、いや世界は殺気立っております。目に見えない病のために、疑心暗鬼にとらわれております。これは本来の姿ではございません。もうちょっとお互いを尊重し合い、いたわりあうという、日蓮上人の心を伝えたい」

 

 

 最後は、守護・お守りの誓いとして「一つ、マスク。二つ、手洗い。三、うがい。四、人にやさしく。五、皆で守ろう地球と日本」と唱和し、祈祷を終えた。

 

 池上本門寺では、この日から100日間、1日1万遍のお題目を唱え、疫病退散を祈願するという。毎日朝の5時半、夕方4時と2回に分けておこなわれ、誰でも参列することができる。新型肺炎を恐れている人は、一度足を向けてみてもいいのでは?

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