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新型コロナウイルスに医師が警告「市販薬は飲んではいけない」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.03.08 11:00 最終更新日:2020.03.09 12:31

【飲んではいけない市販薬】
●風邪薬
 一般的な風邪薬には、解熱鎮痛剤が配合されている。病気のとき熱が出るのは、免疫力を高めているため。それを薬によって下げることで、治癒が遅れる。そのため、脱水や肺炎、脳症などの合併症が増えるリスクがある。

 

●頭痛薬
 解熱鎮痛剤は、「アスピリン喘息」という病名があるほど、喘息の発作を引き起こすことが多い。特にウイルス感染時には、症状が顕著に現われる。
 より強い解熱鎮痛剤になると、脱水症状になりやすくなる。最悪の場合、ショック症状、肝障害、腎不全を起こすこともある。

 

●咳止め薬
 人が咳をするのは、体によくないものを排出しようとするため。それを止めてしまうと、肺炎のリスクが高くなる。強いものになると、副交感神経をブロックし、免疫細胞がリンパ節から出るのを止めてしまうことで免疫力が低下する。
 また、胃腸の動きを止めることで便秘の原因になる。

 

●胃腸薬
「解熱鎮痛剤が胃の負担になるという理屈で、解熱鎮痛剤と一緒に処方されたり、みずからドラッグストアで購入することが多いが、「効果は、ほぼない」といわれている。胃酸を抑えることによる、体へのメリットはない。

 

●花粉症薬
 副交感神経をブロックする作用がある。鼻や口の中が渇き、痰や鼻水で有害なものを、体の外に排出しにくくなる。そのため、免疫力低下に繋がる。

 

【注意すべき薬】
●抗脂質薬
 コレステロール・中性脂肪を下げる薬も、注意が必要。免疫を高めるビタミンDや、ストレスと戦うホルモンの原料は、コレステロール。
「コレステロールが高い人ほど、死亡リスクが低い」という研究結果もあり、海外では、薬で無理やり下げることはなくなってきている。

 

●睡眠薬
 筋力を低下させ、副交感神経をブロックするため、免疫力が低下する。同様に、病院で処方されるコレミナールなどの精神安定薬も、副交感神経に悪影響を与え、免疫力を下げてしまう。

 


※薬の解説はすべて、いしいじんぺい氏監修

 

(週刊FLASH 2020年3月17日号)

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