3月31日、人通りもまばらなJR宇都宮駅前で市民に手を振る、上皇陛下と美智子さま。美智子さまの顔は、安倍晋三首相が配布を決めて議論を呼んだ、「布マスク」で覆われていた。
「上皇后さまは、昔から『お手製』の布マスクを愛用されているんです。外側を洗い、内側のガーゼを取り換えて、何回も使われます。『ガーゼを湿らすと、喉が楽ですね』と話されています」(宮内庁担当記者)
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しかし、布マスクのウイルスの感染防止効果には、疑問の声がある。85歳の美智子さまのご健康への懸念もある。
「2019年の春から、ご体重が減り続けているんです。2019年秋には乳ガンの摘出手術も受けておられ、宮内庁職員は、みな心配しています」(同前)
そのため宮内庁では、新型肺炎の感染者を出すまいと、3密防止策ならぬ “3ない” を徹底中だという。
「食堂では、“向かい合わない” ように席の配置が変わり、“話さない” “長時間いない” と、注意するアナウンスが流れている」(宮内庁関係者)
長年激務をこなされてきた上皇陛下と美智子さま。ご健康を、国民一同が祈っている。
(週刊FLASH 2020年4月28日号)