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女子プロゴルフ開幕…渋野日向子を狙う「美女選手名鑑」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.25 06:00 最終更新日:2020.06.25 06:00

女子プロゴルフ開幕…渋野日向子を狙う「美女選手名鑑」

 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開幕が遅れていたプロスポーツだが、6月19日にプロ野球が先陣を切って開幕。女子プロゴルフも6月25日から開催の「アース・モンダミンカップ」で今季のツアーをスタートさせる。

 

 しかし試合数が減少したことから、2020年と2021年を統合して1シーズンとすることになり、「2020年の賞金女王」は生まれないことになった。

 

 

 また感染予防のため、「アース・モンダミンカップ」の会場に入れるメディアは、代表のカメラマン3人のみ。ネットで生中継はあるものの、テレビ中継はなしと、異例ずくめでの開幕となる。

 

「ディフェンディングチャンピオンの申ジエをはじめ、イ・ボミ、アン・ソンジュなど、50人の賞金シード選手のうち、10人は韓国勢。しかし韓国が入国制限の対象となっているため、韓国勢が来日できず、試合に出場できない(李知姫のみ、すでに入国していたため出場)。

 

 この大会は賞金総額が2億4000万円と、ツアー随一の高さのため、出られなければ賞金レースでおくれを取ることになる。小林浩美・日本女子プロゴルフ協会会長は『国の指針なので力が及ばない』と言っているが、不公平感は否めない」(ゴルフ担当記者・以下同)

 

 選手やファンが手放しで喜べる状況は、まだ先になりそうだ。そんななかで、やはり注目は渋野日向子。2019年は初出場となる全英オープンで優勝を果たし、弾ける笑顔で国民的アイドルとなった。

 

「ショット力はあるが、2019年からの課題は『小技』。アプローチの練習をかなり積んできたようなので、その成果がどう出るか楽しみ」

 

 渋野の同学年である「黄金世代」と呼ばれる選手たちも、2019年シーズンはツアーを盛り上げた。

 

「気になるのは原英莉花。もともとポテンシャルは高く、飛距離が出るしメンタルが強い。

 

 2019年は何度も優勝争いに絡みながら、小技で勝負弱さを露呈していた。でも優勝するまでに成長したし、オフは取材を断わって練習に集中していた。小祝さくらはショットも小技もいいし、メンタルが強い。2人は優勝を含め、2019年以上の活躍が期待できる。

 

 吉本ひかるは152cmと身長は低いが、飛距離も出るし、オールマイティ。2019年は2位、2位タイの試合があり、パッティングを磨けば優勝の可能性は十分ある」

 

「黄金世代」だけでなく、2000年度生まれの「ミレニアム世代」にも、期待の選手が揃う。

 

「安田祐香は、アマチュア時代からプロツアーでの実績があり、QT(賞金シード権を持たない選手の予選会)ランキング2位という結果が実力を証明している。優勝してもおかしくないし、コンスタントに活躍しそう。

 

 2019年の『富士通レディース』でアマチュア優勝を果たした古江彩佳も、実力はあるので楽しみな存在」

 

 選手だけでなく、会場に入るカメラマンやスタッフ全員が、大会初日14日前から毎日の体温測定と行動を記録・提出し、PCR検査を受けるなど、厳しい対策のなかでの開幕だ。

 

 選手への負担も大きいが、実力を備えた若手が続々と登場する女子ゴルフ界に、シブコ以上のシンデレラガールが誕生するかもしれない。次のページでは、女子ゴルフ界の注目選手を紹介する。

 

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