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広島・如水館高校が公表しない無免許部員「バス暴走」事件

スポーツ 投稿日:2020.07.15 06:00FLASH編集部

広島・如水館高校が公表しない無免許部員「バス暴走」事件

2019年5月11日、野球部員が起こしたマイクロバス事故では、リアバンパーの左側が破損した

 

 

「あの一件以来、生徒からも保護者からも、学校の信用を疑う声が日に日に高まっています」(学校関係者)

 

 夏の甲子園への出場回数7回を誇る広島の名門・如水館高校が揺れている。発端は、2020年6月に週刊誌で報道された “卑怯LINE” だ。

 

「2019年4月の広島県大会の試合中、バックネット裏で観戦していたコーチが、対戦相手の選手の情報をベンチの大久保学監督にLINEで送っていたんです。2020年5月に、大久保監督と当時のコーチは、高野連(日本高等学校野球連盟)から厳重注意を受けました」(スポーツ紙記者)

 

 

大久保監督と当時のコーチのLINEのやり取り。監督は、コーチの報告に返信していた

 

 本誌は、大久保監督と当時のコーチの生々しいLINEのやり取りを収めた、スクリーンショットを入手した(上の画像)。コーチの細かい報告に、監督が「了解」と返すなど、“卑怯LINE” を試合に役立てていたことがわかる内容だ。

 

「それだけじゃないんです。じつは2019年5月11日に、野球部でもっと酷い不祥事が起きていたんですよ」

 

 そう語るのは、前出の学校関係者だ。

 

「その日、サッカー部が利用する予定のマイクロバスが1台、グラウンドに駐められていたのですが、たまたまそのバスのキーが差しっぱなしになっていました。そこへ、3年生の野球部員2人が夜中に忍び込みました。

 

 運転席でいたずらをするうち、操作を誤ったのか、バスが急発進。グラウンドの水飲み場にあるコンクリートに乗り上げ、リアバンパーが破損する事故が起きました。生徒から報告を受けた当時のコーチと野球部の部長先生が、慌てて新しいバスを用意したそうです」

 

 学校のグラウンドで起きた “無免許運転”。法的な問題は、どうなるのだろうか。元東京高検検事で、弁護士の若狭勝氏が解説する。

 

「学校の敷地は通常、学校の私有地と考えられます。完全な私有地であれば無免許で運転しても、道路交通法は適用されません。

 

 しかし、グラウンドが公道に面していたり、ほかの車が乗り入れたりできるのなら、私有地であっても道路交通法が適用され、当該生徒は法的にも無免許運転をしていたといえます」

 

 この暴走事故について「野球部として、さらに深刻な問題がある」と語るのは、別の学校関係者だ。

 

「学校側が、事故について高野連に報告していないようなのです。事故の翌月に開催された春季中国大会に、野球部は平然と出場していましたし、注意を受けたという話も聞きません。

 

 事故を起こした生徒2人は、しばらく野球部の練習に参加しませんでしたが、その後、復帰しています」

 

 実際、本誌が高野連に問い合わせたところ、2019年5月11日以降に「事故の報告を受けた記録はない」という。

 

 生徒の喫煙や暴力行為で、所属する野球部の対外試合を禁止するなど、厳しい処分で知られる高野連。「 “暴走事件” も報告するのが当然です」と語るのは、スポーツライターの小林信也氏だ。

 

「最近は、少しでも早く報告すれば『処分が軽くなる』という傾向があります。野球部関係で何かあったら、まず高野連に報告するのが、全国的な流れです。『報告すると重い処分を受ける』と考え、隠そうとしたのかもしれません」

 

 なぜ、如水館高校は “バス暴走事件” を高野連に報告しなかったのか。前出の “卑怯LINE” を送った当事者であり、“バス暴走事件” にも関わったとされる元コーチを直撃した。

 

「LINEについては、結果的にルール違反をしてしまい、申し訳ないと思っています。バスの事故は事実ですが、高野連への報告については、知る立場にありません」

 

 一方、学校側に事実関係を問い合わせると、代理人の弁護士から「慎重に事実関係を調査したうえ、回答しなければならないと考えております」との返答があり、期限までに具体的な回答を得ることはできなかった。

 

 如水館高校の野球部ОBはこう話す。

 

「大久保監督は、保護者会で “卑怯LINE” について釈明する際、『元コーチから勝手に送られてきただけだ』と言ったそうです。“バス暴走事件” を公表しないのも、責任を明確にしない体質の表われですよ」

 

 名門校の正々堂々たるスポーツマンシップは、どこへ消えたのか……。

 

(週刊FLASH 2020年7月28日・8月4日号)

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