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待ってろ東京五輪/バスケットボール3×3「落合知也」の金言
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.29 20:00 最終更新日:2020.07.29 20:00
東京五輪開催を信じて……日の丸戦士たちの、ブレないメダルへの思いとは--。アスリートたちが、「1年後への金言」を寄せてくれた。今回は、の落合知也(33)だ。
「僕は3×3の黎明期から、ずっとこの競技に携わってきた人間。第一人者という自負もプライドもありますし、この競技で成功したいという気持ちは、誰よりも強いですね」
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2007年にバスケットボールの新種目となり、東京五輪で初めて正式種目として採用される3人制バスケットボール「3×3」。試合会場は基本野外。まだ歴史は浅いが、競技実施国は176カ国にも及ぶという。
落合知也は大学卒業後、5人制のプロチームからの誘いを蹴ってまで、この道に進んだパイオニア的存在だ。
「大学まで、バスケのことだけを考えて生きてきて、ちょっと熱が冷めていたし、バスケ以外の世界にも興味があって。そんなときに、大学の先輩からストリートボールに誘われて、この世界にハマっちゃったんです」
5人制バスケと違い、ゴールリングがひとつしかないうえ、「ショットクロック」(5人制バスケにおける、オフェンスチームは24秒以内にシュートを打たなくてはいけないというルール)は12秒。試合時間は10分で、どちらかが21点先取すれば、その時点で試合終了となる。
「とにかく展開がスピーディなので、観客も休む暇がないというか、目が離せないと思います」
有力候補の筆頭である落合を含め、現在、日本代表候補は10人。6月には代表4人が決まるはずだったが、延期にともない、発表も先送りとなった。
「延期はとても残念でしたが、コロナの影響があるなかで世界規模のイベントは難しいと思っていましたし、しっかり受け入れました。
モチベーションは、まったく変わっていませんし、東京五輪に向けて万全の準備をしていくだけです! 代表に選ばれたら当然、金メダルを目指します」
おちあいともや
1987年6月18日生まれ 東京都出身 195cm95kg 法政大卒業後、ストリートボールへ転向。2014年、日本代表として世界選手権出場。2019年、「TOKYO DIME.EXE」と契約。国内ランキング1位(2020年1月時点)
(増刊FLASH DIAMMOND 2020年8月20日号)