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待ってろ東京五輪/サッカー「杉田妃和」W杯での汚名を返上スポーツ 投稿日:2020.08.12 20:00

待ってろ東京五輪/サッカー「杉田妃和」W杯での汚名を返上

マイブームはカメラ。「スマホより、きれいな色の写真が撮れるんです。恥ずかしいのでチームメイトには言っていません(笑)」(杉田)

 

 東京五輪開催を信じて……日の丸戦士たちの、ブレないメダルへの思いとは--。アスリートたちが、「1年後への金言」を寄せてくれた。今回は、女子サッカー杉田妃和(23)だ。

 

 2011年W杯で優勝した後、2012年ロンドン五輪で銀メダル、2015年のW杯でも準優勝と、かつて世界大会で3大会連続決勝進出を果たした「なでしこジャパン」。

 

 

 だがその後は、エース・澤穂希の引退などもあり、2016年のリオ五輪はアジア予選で敗れ、2019年のW杯も16強止まり。東京五輪は、復活を懸けた大会になる。

 

 メダル奪還に向けて若返りが進んだチームで、攻守の舵取り役を担うのが、ボランチの杉田だ。杉田がサッカー界で脚光を浴びたのは、2014年のU-17W杯。チーム最多の5得点を挙げ、大会MVPを受賞するなど、日本を初優勝に導いた。さらに、2016年のU-20W杯でも3位に貢献し、MVPに輝いた。

 

 2019年のフランスW杯では、全4試合に先発。高い技術と広い視野を武器に、中盤の一角としてなでしこジャパンに欠かせない選手に成長した杉田は、延期となった東京五輪への思いを、こう話す。

 

「自粛期間は、チームでのトレーニングができずにウズウズして不安もありましたが、いまは準備期間が延びたとプラスにとらえています。選手としては、目の前のできることをコツコツやるだけ。

 

 2019年のW杯はベスト16で負けてしまい、“なでしこ弱いじゃん” というイメージを持たれてしまったと思いますが、東京五輪では、『やっぱり、なでしこ強いじゃん』って言われるようなサッカーを見せたいです」

 

 チームに合流して間もなかった2019年のW杯では、遠慮もあったと振り返るが、今後は中心としてチームを引っ張る覚悟だ。

 

「W杯は『自分らしさを出したい』と思っていた一方で、(レギュラーになったのは大会直前で)心にモヤモヤした部分もあったのも事実です。ただ2021年の五輪では、その経験も生かして、自分なりに戦っていけたらなと思っています」

 


すぎたひな
1997年1月31日生まれ 福岡県出身 162センチ53キロ 2015年にINAC神戸入りし、2016年なでしこリーグ新人賞。本来の利き足は右足だが、現在は左足と公言するなど、両足を器用に使った高いボールキープ力が光る

 

取材&文・栗原正夫

 

(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)

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