最新号紹介

毎週火曜日発売

通巻1584号
12月15日号
12月1日発売

詳細・購入

最新号紹介

FLASH DIAMOND

8月20日増刊号
7月20日発売

詳細・購入

FLASHデジタル写真集

FLASHデジタル写真集

11月27日より好評発売中!

詳細・購入

スポーツスポーツ

スポーツスポーツ

元日本代表・栗原勇蔵「メッシの強い体にファールも阻まれ」

スポーツ 投稿日:2020.09.03 16:00FLASH編集部

元日本代表・栗原勇蔵「メッシの強い体にファールも阻まれ」

2010年のキリンチャレンジカップ、日本VS.アルゼンチン戦でのメッシ

 

 2000年、13歳の頃から約20年間在籍したFCバルセロナ(以下バルサ)に退団の意向を伝えた、リオネル・メッシサッカー選手としては “晩年” とされる33歳という年齢をもってして、「移籍金は800億円超」ともいわれており、ケタ違いの存在である。なぜメッシは、こんなにも評価されるのか。

 

 

「彼は次元が違いますからね」と語るのは、元サッカー日本代表で、現在は横浜F・マリノスクラブシップ・キャプテンを務める栗原勇蔵氏(36)だ。

 

 栗原氏は、ザッケローニ監督の初陣となった2010年のキリンチャレンジカップで、日本代表VS.アルゼンチン代表の試合に出場。何度もメッシとの激しいマッチアップを見せ、日本の「1-0」での完封勝利に貢献した。

 

「会場の埼玉スタジアムは、いつものように超満員でしたが、それまでの代表戦とは違って、一種異様な雰囲気に包まれていたことを覚えています」(栗原氏)

 

 同試合でのアルゼンチン代表にはメッシ以外にも、エステバン・カンビアッソ、アンドレス・ダレッサンドロ、カルロス・テベスなど超一流選手がスタメンに名を連ねた。さらにベンチにはアンヘル・ディ・マリア、ゴンサロ・イグアイン、ハビエル・パストーレが控えており、まさにドリームチーム。

 

「正直、代表戦はJリーグの試合と違う緊張感があります。しかも、あの試合の相手は、テレビ越しで見るか、サッカーのテレビゲームで操作するぐらいでしか関われない存在なんですよ(笑)。

 

 あとにも先にも、あれほど豪華なメンバーと対戦したことがなかったので、僕のキャリアのなかでもっとも強く印象に残っている一戦です。でも、試合中は相手が凄すぎて、緊張を通り越して、割と冷静でいられました」

 

 栗原氏のポジションは、4人で固めたディフェンス(DF)ラインのうち、左のセンターバック。対するメッシは、右のシャドー(フォワードとミッドフィルダーのあいだ)気味にポジションを取っており、直接対決の機会は多かった。

 

「メッシのドリブルには驚かされました。タッチが細かく、足からボールが離れない。しかも、わざとボールを体の前にさらしてくることがあるんです。そこで『取れる!』と思って足を出すと逆を突かれて突破され、トップスピードの差で置いていかれてしまう。

 

 さらに、トップスピードでも、まったくボールコントロールを誤らない。『ボールを手で扱っている』といった表現が、一番しっくりきますね」

 

 メッシは、“うまくて速い”。試合前からわかっていたことだが、栗原氏がさらに驚いたのは、「強さ」だった。

 

「メッシって、テレビで見ていると、決して体が太いイメージはないと思います。ところが実物は違って、胸板は厚いし、首回りも太い。だから、体の幹がしっかりしている。あと、手首から肘までの前腕も太いんですよ。

 

 サッカーでは反則ですが、プレー中、どうしても相手選手を止めなければいけないときは、腕を引っ張ったりしますよね。メッシは前腕が太いので、引っ張ろうとして手をかけても、指が回らず、振りほどかれてしまう。だから、ファールすらできないんです(笑)」

 

 栗原氏が痛感したのは、日本のサッカーが越えられない世界の壁だった。

 

「よく、『アルゼンチン人やスペイン人は、日本人と体格が似ている』といわれるんですが、そんなことはないんです。骨格の部分では、やっぱり日本人より太いと分かりましたね。だからこそ、体のブレがない。日本人はどうしても首が細くて頭が大きいので、体幹がブレてしまうんです。

 

 世界最高の舞台でやっていこうと思えば、うまくて速いだけではやっていけないと思うんです。メッシは、そこに強さが加わっているから、今でも世界のトップであり続けていられるのでしょう」

 

 メッシは現在、移籍問題に揺れているが、ヴィッセル神戸のオーナーである楽天の社長・三木谷浩史氏が多額の移籍金を支払い獲得するのではないか、という声も聞こえ始めている。

 

「そうですね、Jリーグでメッシを見てみたいですよね。数年前なら、まったく現実味がありませんでしたが、ヴィッセル神戸は(アンドレス・)イニエスタや(ルーカス・)ポドルスキを獲得し、鳥栖ではフェルナンド・トーレスが活躍した時代なので、なくはないと思うんです。

 

 でも、『メッシにとって日本に来るメリットはあるのか』とは思います。お金は、余るほど持っているでしょうからね。メッシの名前は、サッカーを知らない人でも知っています。本当に来日したら、大変なフィーバーが起きるでしょうね」

 

 Jリーグ各チームのオーナー様方、われらサッカーファンのために、ぜひお願いします!

スポーツ一覧をもっと見る

スポーツ 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事

最新号紹介

グラビアBEST

2020年秋号
10月9日発売

詳細・購入

最新号紹介

PlatinumFLASH

8月27日発売
表紙:齊藤京子(日向坂46)

詳細・購入